初耳~~!

先に言ってくれよな!という気持ち。


休みの前の日、ということでしこたま飲んだ月夜~火朝。
最近休みの前の日に会うと色々な初耳がある。
戸惑ったり照れたり忙しい私である。


「きいとあの時会ってなかったら今の俺はないよ」
「本当にしんどい時に拠り所としていてくれたし、そこは心底感謝してる」
「俺の身に日に日に好きになっていくようなことがあるとは思わなかったよね」
「めっっちゃ面倒なことが起こっても根気強く話そうと思うんだから、俺はきいが可愛くて好きで仕方ないんだと思うわ」
そんなことを聞けるとは思っていなかったし、そんな風に思っていただなんて知らなかった。

マイフレンドたちは私が付き合う気がなく元同僚といたことを知っている。
関係性が変わりだして戸惑って悩んでいた私のことも。
言わずとも私の行動や態度で察して、だからこそマイフレンドたち(特にM)は元同僚が嫌い。
今は気に入らない程度に収まっているけれど、一時期はガチで喧嘩に発展していたくらい。
私がセフレなんて関係を器用に継続出来るとは思えないし、いい年した大人2人で責任も何も無く、いつか帰るんだといなくなる人間だと思いながら一緒にいる私が許せないと言っていた。
そしてそれを強いている元同僚が大嫌いだとも。
突き放すことも愛だし気遣いだって。
結果的に私視点だと色々あって付き合うことになって、周りは嫌いから脱してくれたので安心。
元同僚にも伝えてある、そういう理由があるから会わせられないことと謝罪は。
ごめんね。

元同僚視点だとやっぱり全然違って。
初めから(再会した時から)ずっと良いな、好きになるんだろうな、好きだな、と思っていたと。
だからどれだけ身体が辛くても時間が短くても会いに来て、ビール1本を飲む時間+短時間一緒に寝るだなんてしていたんだよと。
私たち初期の頃はよく「付き合うことは無い」とお互いに話していたんだけど、私視点はもう本当に好きだからそれでいいだった。
元同僚視点は『他の男と幸せになるなら俺は踏ん切りをつけられた』ってだけだったらしい。
付き合うとなればそれこそ色々な部分が問題として出てきて、幸せにするなんて口が裂けても言えなくて、だからいっそ俺を捨ててくれと思っていたらしい。
馬鹿だなぁ、馬鹿なんだろうなぁ。

可愛いんだよ、好きなんだよ、確かに愛してるよ、そう言う元同僚がふにゃふにゃと可愛い。
酔いの回った頭でもなんとか覚えていようと奮闘して、今こうして打ち出している。
あの人にとって私は人生にいて欲しい人間なんだと言われたことが、自信の無い私がどれだけ嬉しいことなのか知らんのだろうなぁ。
「ちゃんときいしか好きじゃないし、そんなに簡単に嫌になんてなれないから腹が立つ」
そんな風に笑う元同僚は、私が自信が無い理由を探らない。
探らない代わりにいつも『俺はこうだよ』と伝えてくれる。
それを聞いて私は安心してもう少し頑張れるを積み重ねている。
私だって元同僚が好きで大切で仕方がないのだ。
本当にね、本当に。

初耳なことが本当に多い。
強がって言った、意味が伝わっていなかった、そんなこととか。
本当はこう思っていたし、こうしていた、そんなこととかも。
格好悪いから言えなかったって言い方をしたけど、私にとってはいつだって最高に良い男なんだけどねぇ。
いつか来る日に、元同僚と後悔のないように一緒にいれたらいいな。
そしてその時、幸せにしてくれなくてもいいから「一緒に苦労してくれ」と言ってくれ。

ひっついてアニメを見て終わった休日。
2人で近所のコンビニへ行って買い物したくらいしか行動なんてしていない。
寝て起きて食べて寝て。
元同僚はそんな1日を私と一緒に過ごすことが好きらしい。
私がしてきたことは報われたんだな、うん。
初耳なことはきっとまだまだ出てくる。
そしてそれを聞く度に私は言いようのない気持ちになるんだろうな。


明日からまた仕事を頑張ろう~
元同僚が来る日がズレているので、明日はHちゃんたちと電話をする予定。
それも楽しみ。
ちゃんと大切にしてもらってるよってもう一度言っておかなきゃいけないねぇ。


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