見出し画像

デジタルだって滑らかなんですけど

デジタルオーディオが再生している波形はギザギザじゃないんですよ。滑らか。

あのギザギザの図が生み出す誤解は罪深いです。

一旦ギザギザにしてデータ化するんですが、滑らかな波形に戻してスピーカーから出てます。ギザギザな音を聴いているわけではないんよ。だから液晶モニタのドットとかに例えるのは誤り。

詳しく知りたい人はまず「標本化定理」を知りましょう。びっくりするよー。あのギザギザから理論的には「完全に再現」するんです。

でも現実は理論通りに行きません。何故か。原因のひとつとして挙げられるのは「正確に」44.1kHz刻みではデジタル化も再生もできない。電子部品ですからその刻み幅に誤差(バラツキ)があります。こういうところに音の劣化の一因があります。

ちなみに…mp3やAACは「違う音」を聴いています。
これは劣化という次元ではなく「そっくりさん」笑


(つづく)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?