見出し画像

先日調べものをしていて見つけた言葉です。
有名な言葉なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

また、常々私のnote記事を読んでくださっている方であれば
この8文字を見ただけで意味の見当がつくでしょう。

中期戦略や新規事業のアプローチにはこの考え方が必須ですので
今回取り上げてみたいと思います。


|着眼大局・着手小局


中国戦国時代末期の思想家 荀子(じゅんし)の言葉です。

その字の通り

大きな視点で物ごとを見て
着手するときは小さいことから始める

という意味です。

大事なのはこの両者がバランスよくできていること。


バランスがとれていないと

大きな視点で考えているだけで
いつまでたっても実際の行動につながらない
いわゆる「絵に描いた餅」になったり

自転車操業で超忙しく仕事していても
いっこうに大きく前進しない

というような状態になったりしてしまいます。

|新規事業開発にあてはめてみる


「着眼大局・着手小局」の考え方を
中期戦略や新規事業開発にあてはめてみましょう。


実は中期戦略や新規事業開発を進める際に
「着眼大局・着手小局」がバランス良くできていない、
そんなケースが散見されます。

例えば

とても夢のある中期戦略を描けているのに
そのままお蔵入り、絵に描いた餅になってしまうケース

逆に
現状の課題解決に重きをおきすぎて
こじんまりしたストーリーになってしまい、
なんだかモチベーションがあがらなかったり
行動してもドラスティックに改善されていかないケース

この2つは避けたいケースですね。


「着眼大局・着手小局」がバランスよくできていれば、

夢があり、かつ頑張れば実現可能なビジョンが描けており、
そこに向かっての第一歩がきちんと計画できている


このような状態が生まれます。

すでに小さな一歩がスタートしていれば、更にいいですね。

|コーチングのGROWモデル


「着眼大局・着手小局」の考え方は
荀子だけではなく、言葉は違えど多くの方が言われており
いろいろな活動に応用できます。

コーチングのGROWモデルもまさにこの
「着眼大局・着手小局」のアプローチと言えます。

G:ゴール
R:現状・リソース
O:オプションs
W:意思、行動

コーチングのGROWモデルについては
こちらの記事をご参照ください。

中期戦略・新規事業開発、コーチング。
目標達成への本質は同じということですね。


いかがでしょうか?


是非、これからは
「着眼大局・着手小局」を意識し行動してみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。



※ 新規事業開発や商品企画に携わる方の「お役立ち情報」として
以下の資料が無料にてダウンロードできます。
どうぞご利用下さい。
【新規事業開発・企画構想30チェックリスト】
【白神式企画構想書テンプレート(ppt版)】

※ 株式会社プリミスからWeeklyでメルマガを発行しております。
新規事業開発や商品企画、ビジネスに役立つ情報を発信しておりますので
是非ご登録下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?