新年度ですね。
社内の同期入社のメンバーでも「今年入ってくる新入社員のみんなって、俺たちが入社した時に産まれた世代やん・・・」みたいな話題が上がってました。思えば遠くまで来たもんです。ドラゴンボールハラスメントとかしないように気をつけよう。

皆さん入社して１ヶ月くらい経ち、一通りの研修なども終わって現場に配置されている頃でしょうか。周りの上司や先輩がみんな戦闘力53万くらいありそうに見えているかもしれません。
でもまあそんなビビらなくてもいいよ、同じ人間だしね、みたいな話は前に書きました。

ちなみに私、「上司・先輩は絶対」みたいなノリが本当に嫌いでして。
特にIT系の業界なんて若ければ若いほど有利！最近の子は物心ついた時からネットやスマホに触れているわけですしね。
ある意味経験値が違う。尊敬します。

ということでアドバイスとかおこがましいことは言いません。ただ、今の知識を持ってもう一度自分が新社会人に転生したとしたら何をどうする？
自分ごととして振り返ったときにまず考えたのが

「仕事以外のインプットを増やす」

でした。

特に入社したての頃って覚えることややるべきことが多すぎて、とにかく頭の中が仕事でいっぱいになりがちでした。帰宅してもお休みの日でも仕事のこと考えてました。ただ、そんな自分に酔うのは良くなかった。
「昨日も最後まで残業して企画書作った」「寝ないでサイト改善案考えてきた」みたいなこと、なんとなく仕事に没頭するのがカッコいい気がしてやってた。けど、会社に閉じて長時間労働すればするだけ世間から離れていくんですよね。
あと、普通に健康にも悪い。
「俺はモーレツでここまでのし上がった！若手も修羅場をくぐれ！」と言う人もいますが、それ生存バイアスです。くぐれなくて倒れた人、たくさんいると思います。また、長時間労働に頼るスタイルは、ライフステージが育児や介護に移るとすぐに崩壊します。

本来、効率をしっかり上げてON/OFFメリハリをつけて仕事をすること。これが一番カッコいい。そのための創意工夫が自分のビジネススキルを上げる。

そして、終業後は本を読むでも、趣味の練習するでも、習い事に行くでも、聞きたい人の話を聞くでも、何でもいいからもっと世の中に触れた方がいい。
顧客起点で考えたかったら、自分も何らかの顧客になってなきゃね、というところでしょうか。これは被雇用者でも自営でも同じだと思います。
かの有名なSteve Jobsのスピーチ、"Connecting the Dots"の幅が広がれば広がるほど、それがいつかいい仕事につながるんじゃないかな。

ところで、ネットでは昔から有名なコピペがあります

また同様のエピソードとして、ダルビッシュ有選手が「大成せずに40代となり、怠惰を後悔して、神様に20歳若返らせてもらった」と思いながら生きているという逸話はご存知でしょうか。
ご本人もコメントしているんですよね↓

私も今、60過ぎの人生から20年くらい戻ってきたつもりでまた頑張ってみようと思います。さらにインプットを増やして、いいアウトプットに繋げたいですね。