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1歳の娘とのアメリカ旅行記(宿編)

旅行記を書き始めてまだ数本なのだけど、早くも「ブロガーの人たちすごい…」と畏怖の念を抱いている。出発前に見知らぬブロガーの方や文筆家の方の「文章」にいろいろとお世話になったものだから、文章で恩送りだ!と意気込んでいたけれど、ろくに写真も撮らず娘ばかり見ていて、今となっては文章を書く気持ちも折れかかっている。(まだ折れてはいない!)

今回は、宿編。宿は大切。
子連れ旅の多くの時間を過ごすのはなんてったって宿。

○アメリカの宿はどう選んだか

最初の3泊は前出のベリングハムにある友人夫婦宅に泊めていただいた。ただでさえ移動でヘトヘトになっていたところですごく気も休まった。やはり現地に友人がいることはすごく大切。

シアトルではホテルも考えていたけど、子どもの食事の関係で自由にキッチンが使えるほうがよいかもということで、初めてAirbnbで予約することに。でも、よくよく考えると、わりとはじめから「ホテルに泊まる」という選択肢はなかったかも。アメリカのホテル高いし。

僕らの宿選びのポイントはこんな感じ。
(1)治安がよさそう(少し土地勘があるからなんとなく)
(2)近所にスーパーマーケットがあり、ベーカリーとカフェもある
(3)娘が遊べる公園が近くにあるとうれしい
(4)娘が入るためのバスタブがあるとうれしい
(5)比較的ダウンタウンにも出やすい(公共交通期間 or Uber)

上記の選択肢から、QueenAnnという東京で言うところの二子玉川的(夫婦の独断と偏見)なエリアに決めた。

ちなみに、10年振りに訪れたシアトルのダウンタウンはホームレスがすごく増えていて(行政支援が他州と比較して手厚いみたい)、以前よりも安心感を持つことができなかったから、これもすごくいい選択だった。決める際には、シアトルに長く住んでいたことのある別の友人に意見を聞けたこともすごく助かった(いのさん、改めてありがとうございました!)。

=追記=
最近、Homelessという言い方よりは、Unhoused neighborsと呼ぶらしい。

○予約したAirbnb

予約したのはこちらのQueenAnnのAirbnb
写真を見ていただくとわかると思うけど、これで100ドル程度ってめちゃ安くないすか? しかもメインの寝室だけでなく、ゲスト用の寝室もあり、実際に僕らの友人が来た際にはここに泊まってもらった。バスタオルもたくさんあって、洗濯・乾燥機も完備。メインストリートまでベビーカーを押しても5分。シアトルに子連れで行く予定がありますという方がいたら、本当にここをおすすめしたい。(レビューもあえて日本語で書きました!)

Airbnbでもスーパーホストとして認定されているだけあって、レビューも申し分なかったし、実際のやりとりも(おそらくホテルよりも)スムースで助かった。日本にいる時でさえ、何時にメッセージしても30分以内に返信が来たくらい。

鍵もナンバーロックで解錠・施錠できるようになっていて、アプリ上ですべて完結でき、めちゃくちゃ便利。一度だけ「箒借りて掃除したいんだけどー」ってメッセージしたら、「シンクの下にあるよー」って返信が来て、その数分後に「大丈夫?」ってドアがノックされて会いに来てくれた。なんというか、友達の家に泊まらせてもらってる感覚。新しい。

○周辺の住環境

家の目の前にはバス停があって、そこからダウンタウンまで15〜20分程度。実際に僕らも公共交通機関のバスで、パイクプレイスマーケットに出掛けたり、University of Washingtonに友人を訪ねたりした。Google Mapsで調べるとバス停の名前や乗り換え場所も出てくるし、「Uberだったらあと何分で到着できます」も出てくるのですごく便利。僕らは海外SIMを使っていなかったので、バスの行き方ページをスクショしてそれを頼りに。土地勘もあったのでそれで十分。

近所の公園に何度も出掛けて遊ばせてもらった。まわりの方々にもとくに珍しがられるわけでもなく、「あら、かわいいわね。何ヶ月?」とか、「髪型(娘はおかっぱ)めっちゃかわいい!似合う!」みたいな、まぁどこにでもある会話をご近所さんとするような感じで。お母さん方はブランコ押しながらスマホいじってたりして、「どこの国も変わらんなぁ、平和だなぁ」な日常の一コマ。日中にもお父さんたちが多くて、ステキだなぁとも思った。みんな携帯片手に、だったけども。

でも、あの時間がすごく日常的で、旅をしているというより、暮らしている感じになれたのだと思う。公園からの帰りに娘とよちよち歩いてカフェに寄って、ラテを買って家に帰る時間が本当に至福の時間でした。

SAFEWAYが近くにあって、日常的な買い物(娘が食べる果物とか、ビールとかワインとか)はここでできて、しかもオーガニックフードがわりとふつうに買えたりするので、とくに不自由のない生活ができた。アメリカで買い物するときはマイバッグ持参するのは基本ね。

妻も明るいうちなら娘と二人で買い物に出掛けても「安心安全だった」と言っていたので、日中ならなんら問題なく暮らせるんじゃないかなぁ。

いいとこばかりじゃないか! QueenAnn!
(ほんとにおすすめだから!)

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