2023年1冊目。
確か本屋さんに立ち寄った時に見かけてジャケ買い決まり、と欲しい本リストに入れて購入した。

以前短編を読んで、もう少しあの人物のことを掘り下げて欲しかったと思ったことがあった。
今回はあの人物たちはどう過ごして今に至っているのか、もっと知りたいとプラスの感想を抱いた。

そして短編ならではのあの話のあの人とこんなところに接点が‼︎とか、読者側だからこそ楽しめるのがとても好き。

もどかしい部分もあったけれど、でもきっと現実に同じ状況下にあったらとか、その時々の感情だけではいけないこととか。
リアル。

解説でも書かれていたけれど、書き始めの文章がとても惹かれる。
今回は物語への気持ちの入り方がスムーズで、どんどん読めた。

年齢、環境によっては、よりめちゃくちゃ刺さりそう。

個人的には波間に浮かぶイエローと海になるが好き。

2023.1.23