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書き手が思ってるほどに読み手は思ってないってこと②

読者さんに教えてもらった!

小説投稿サイト『エブリスタ』は11/17に、新機能『人気ランキング』をリリースしました。その時、そらの周りで起こったことや、思ったことをお話ししたいと思います。

では、いよいよ本題に……

(突然本題に入って、困惑していらっしゃる方は、①をお読み頂けると嬉しいです)

落ち着いて確認してみると、エブリスタブログには人気ランキングは、それほど動かないような作りになっている、ようなことが書かれてあります。
そうなると、同じような作家さんがランキングに居続けることになる。

そういうサイトもありますけどね、ランキングの動きが鈍いサイト。

でも、エブリスタの良さは、ランキングの流動性だとそらは思っているので、正直、この居続け人気ランキングはどうなんだろう……と思ったのです。(*こちらについては下部に新たに追記しています。そっちも見てね)

それに正直、長編に有利じゃないですか?
短編でもいい作品書かれている方はたくさんいらっしゃるのだが……。

他にも、個人的に泣きそうだったのは、『作品管理』という編集するためのページがあるのですが、そこに、成績表のようにランキングの順位が表記されているのですね。(*こちらについても1/22に追記しています(๑ ˙˘˙)/)

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↑↑↑まあ、こんな感じですよ。

ヘコむでしょ?へこまんか?
まー、ヘコんだヘコんだ!でも、出るところは出ててほしいよねっ(……えーと、なんだっけ?)

そういうことじゃなくて!

これはいちばん最初に書いた作品のものですが。これを編集のたびに見せられるわけですね。

あのねーただでさえ小説を書くってのは孤独な作業なんすよー。なのにねー作品編集しようとする度にこんなん見せられたらそれは萎えるよー。落ちるよー( i꒳​i )

いや、これ書く以前にメンタルやられる……と思っていたところ、福川永介さんという作家さんがTwitterでこの件で分析されていました。

この福川さんのTwitterにはいろんなエブリスタのクリエイターさんが、反応していて、自分もその一人ではあったわけですが、

『まるで、毎日赤字経営の売り上げ報告聞いているみたい』と。

ぴったり過ぎる!その表現!!ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)

Twitterでは、書き手さん方がわらわらしていました。
そらも、途中まではいろいろ拝見していたんですけど、これって、読者さんはどう思っているんだろうってすごく思った。


Twitterで発言しているのは、書き手の皆さんなんですね。
けれど、実際エブリスタを活用されているのは9割と言われる読み専の方々なわけです。

だから、エッセイを一気書きして、ランキング、こんなんなってしまったけど、どうなのかなあ……って書いてみたのですね。


いやー本当に素晴らしい、ペコメ(ページコメント)機能!!
エッセイには、そらの優しい読者さんがコメントをたくさん入れてくれたのです。

🌟コメントをまとめてみました

・ランキングは参考にはするけど、それだけじゃなくて、作品リストも参考にしている

・作家自身の作品が好きなので、ランキングとか関係なく読むのを楽しみにしています

・ランキングは参考程度のみだし、ごくたまに見るくらい。それより作家が好きなので順位は気にしない

・でも、推しが上位だったら、「わあ!1位だぁ!!」ってテンションが上がる

・そもそもランキングの見方自体が分からない。好きだから読んでる

これ……ありがたくて、そらは泣きそうになった。

自分が小説投稿サイトに自分の作品を掲載する時に決めていたことがありました。

『ランキングには左右されない』
『数字は気にしないこと』

なぜかってこれを気にし始めると、書くこととは違うことに気を取られてしまうからですよ。
もちろんランキング上位に行けば嬉しいです。
それは素直に喜びます。

でも、上位にいなくても書きたくて、好きで書いているものだって、読者さんはついてくれていたりするんですね。
書きたくて書いているんだい。

人気なくて悪かったね。
トレンドにも乗れてねーよって、やさぐれていたわけなのですが、優しい読者さんに『違うよ!そらさん!』と言われた気分でした。

だから、あんな風に目につくところにランキングの表示がしてあるから、気になっちゃうけど、本来はそれはやらないって決めていたことだったじゃん、て反省したし、気付かせてくれたのが読者さんだったということです。

好きだから』とか、
読みたいから読むんだよ』というのは、書いてくれたら読むんだから、書いて!!
ということですね。

自分は書きたいから書くんだし、読む人だって読みたいから読むんだよ。
そこに順位って絡んでこないんですよね。
そっか……ってすごく腹落ちした。

どういうことってつまり、ランキングなんてね、
『書き手が考えるほどに読み手は思ってない』
ってこと
なんじゃないかと。
そう思ったわけですね。

すると、気にすることはやはりバカらしい。
いい時だけひゃっほう!って喜ぶ!

それでいいのだ!

だから、本来は作品管理というところから入って、執筆するのですがね、見たくないから、読書画面から入って編集しています。

この自分の順位、見たくないのに見せられる機能。
ありとあらゆる作家さんから不評なので、そのうちなくなるんだろうと思います。

まあ、それまでは避けちゃおうかなって。

もー、そらは書きたいことを書きたいように書くから!!

※こちらは2020年11月20日時点での記事です。


*2020年11/21追記です。

【お知らせ】にて、エブリスタのランキングは11/17〜11/19の9:00までは不具合だったことが分かり、その後、正しいランキング表示になっています。その後も、数日ではありますが、見守ってみました。
人気ランキングについては、居続けの傾向はもちろんあるものの、恋愛カテゴリだけに偏っている訳ではありません。

現状、2位の作品は#歴史・時代ものですし、ベスト10の中には、エッセイやファンタジーも含まれています。

リソースが安定してきたのも理由ではあると思いますが、そら個人としては現状のランキング、悪くないなと思い始めています。

なぜなら、いままでのランキングは、自分の選んだジャンルが表示される仕組みでした。
他のジャンルは選べば表示はされるけど、好きなジャンルじゃなかったら、あえて多分読みに行かない。
今回の総合ランキングは、ジャンルは横断して、本当に読者さんが応援しているコンテンツが表示されている、と思います。

これって、今まで読んだことない、けどみんなが応援しててオススメだよーって思えるものが読めるってことじゃん!と思いました。
小説投稿サイトとしてはアリなんじゃないかなって。

その2位の作品、読んでみたいなって思ったもん!

でも今までのランキングごと表記ならば、絶対に知ることはなかった作品だと思うんですね。こういう出会いがあるから、活字中毒はやめられない。(*´﹃`*)

個々のご意見は、もちろんあろうかと思いますが、個人的にはランキング自体は悪くない、と考えています。
自分が、萎えてしまいそうになった理由は、あくまでも『数字を気にしたくない自分に無理くり毎日数字を見せつけられること』です。

ランキングの数字を見ることより、読者さんの方向を見ていたいって、すごく思ったよ、ってお話でした!


*2021年1月22日追記です

11月20日に、そのうちなくなるんじゃね?と言っていた、エブリスタの作家ページのランキング表示ですが、

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300位まで、という表記に変更になりました。

こーゆー、アプデをちゃんとしてくれるから、良いと思います。

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