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自分の手で作る、と言うこと

地方に移住するまでは、食べ物でもなんでも買うのが当たり前でした。
でも移住してみると、野菜やお米を作ったり、お漬物を自分で作ったり、薪ストーブの薪を自分で調達したりと、自分のものは自分で作るのが当たり前と言う人たちが周りに多くいる環境になり、そんな方々から色々とお裾分けを頂くようになりました。
先日は渋柿を大量にもらった友人からお裾分けを頂き、生まれて初めて干し柿作りをしました。
作り方は至って簡単で、柿の皮をくるくると剥いて紐に吊るし、熱湯で10秒消毒して軒先に吊るすだけ。一週間したら焼酎とか泡盛をスプレーして、そこからまた10日くらいしたら揉みほぐし、好きな干具合になったら完成だそう。
干し柿って買うと高いけど、なーんだ、そんなに簡単に出来るんだ!とびっくりしました。
もちろん、寒冷地だから作れると言った条件はありますが、この体験を通じて生活に必要な物って本来は自分達で作れるんだよなと言うことに改めて気づきました。食べ物だけでなく、服だって家具だって、そう。
自分で物を作れる人は、生きる力があります。カッコいいです。
私はなかなかそこまで行けませんが、手仕事、やれることはやって行きたいなと干し柿作りを通じて思いました。
そして服やジュエリー、食器、家具など、身の回りのものは、作家さんのなどの手作りのもの、丁寧に作られたものを益々大事にしたいと改めて思いました。

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