イーサリアムのシャーディングとは?何がどう変わるの?

初心者ブロックチェーンエンジニアが気になっているワードを軽く調べて解説するシリーズをこっそり始めます。第1回は「シャーディング」です。


概要を掴むにはこちらの記事がいいと思います。

シャーディングを一言で言うと…
ブロックチェーンの取引処理を分割してスケーラビリティ問題を解決する技術

イーサリアムをはじめとするPoWのブロックチェーンには、取引量が大きくなると取引承認までの遅延が発生したりトランザクション料が高騰したりというスケーラビリティー問題があります。

現在は取引の検証作業を全てのノードが行なっていますが、それを分割したグループでランダムに行うのがシャーディングです。これにより1つのノードあたりの検証作業が軽くなり、ネットワーク全体での処理効率が向上します。


技術的にもう少し詳しく外観を知るにはこの記事がおすすめです。

トランザクショングループ内に含まれる情報や、シャード間でどのようにコミュニケーションを取るか、仕組みを解説しています。

まとめると、シャーディングとはノードによるトランザクション検証の役割分担であると言えます。全てのノードが全てのトランザクション検証を行なっていたのに対し、シャーディングを実装することで個々のノードは自分の担当分のみの取引を検証すればOKということになります。

公式ドキュメント


シャーディングのロードマップ

ここについては別途、もう少し自分が詳しくなったら解説したいと思います。

前提としてCasperというPoSに移行してからシャーディングを実装するようなので、Casperについても次回調べてまとめてみます。




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