デミアン・チャゼル監督の『ファーストマン』を観てない人も観た人も。

ラ・ラ・ランドのバカ当たりで、デミアン✕ライアンの座組が出来た訳ですが。ライゴズ氏と言えばまずはこの動画。

で、この素晴らしい動画の作者の青年は若くして亡くなり、動画で追悼。

これを踏まえて映画を観に行くと、ライアンが出てくる度に「今のシーンは果たしてシリアルを食べさせることが出来ただろうか！？」という

ドキドキッ！ライアンのシリアルチャレンジ！

が脳内でスタートして、どんな映画でもライアンが出ていさえすれば、今のはイケたor今のはダメだった。という感じで少々退屈でもやり過ごせるので、お薦めします。あるいは全くお薦めしません。

早合点してはいけない。
決して『ファーストマン』がつまらなかったと言っているのではない。音楽の入り方、流れ方、曲の使われ方が好みじゃないだけで、映画は楽しく見れた。むしろチャゼル史上では最も好きな映画だった。音楽周りが好みじゃないだけで。

テルミンが使われていてレトロフューチャー宇宙オマージュだとか、当時の音源を使ったりだとか、その意気やよしだけれども、何せ画に音楽がノッペリ張り付いてしまっていてなあ。

そんなわけで、今後もライアンのシリアルチャレンジに期待しています。
『ナイスガイズ！』の生き生きしたライアン氏はとても好きです。