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前髪を下ろした時

前髪を下ろした時、その日一日がどうも風変わりなものになる。

まず、どうしてか突然、割り箸を皮切りに環境トークに花が咲き、林業に興味をむけるきっかけがひょんと生まれた。
『嘘を吐くから今こんなのなんじゃないのか』と、決してネガティブなニュアンスでなく内省させられるような記事を目にする。
社用車をガードレールに擦ったのを事細かに確認しようとする先輩を横目に、素直に立派だと思っていることに気がつく。
気になっている子に話しかけられたのを、素直に嬉しいと思っている。
小中学校で、今年度から従来通りの教育カリキュラムは午前だけになるらしいとかいう話から、意外と99%がNOなんていう案でも必要性と確実性を認知できるリーダーがいる組織ならなんだってそれが始まるんだよな、なんてことを話す。

… さっきから、まともに歩くのがむつかしいくらいの突風も吹いている。

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