見出し画像

笑いが足りない人は寄席に行くべし

ピースオブケイクにて寄席をやるとのことだったので行ってみました。寄席はほとんど行ったことないですが、結構Youtubeなどで落語を流しっぱなしにしたりしているので、楽しみにしてました。

シブラクとは?

シブラクは存じ上げなかったのですが、初心者でも楽しめるというコンセプトで毎月第二金曜日から5日間開催されているそうです。今まさにやってますね(11/9現在)

当日の出演者

・立川談吉さん
・玉川太福さん&玉川みね子さん
・古今亭志ん五さん

今回の演目

落語2つと浪曲が今回の演目でした。浪曲は始めて生で聞きました。

・牛ほめ
・銭湯激戦区地べたの二人〜湯船の二人〜
・紺屋高尾

古典落語はいろいろな方が演じてらっしゃると思いますが、人それぞれの個性を生かした話し方、演じ方があり見ててとてもおもしろいかったです。

牛ほめ

立川談吉さん演じる牛ほめは、落語でよくでてくる与太郎を中心に噺が進みますが、どこか間が抜けてるにもかかわらず噺が進んでいく、言い間違いコントにストーリーが加わったようなお噺です。あらすじはうっすら知ってはいましたが、途中の言い間違いのところは、きっとオリジナリティが出てるんだろうなと思いました。言い間違いの仕方といい演じ方といい、与太郎感がすごく出ていてとてもおもしろかったです。

銭湯激戦区地べたの二人〜湯船の二人〜

玉川太福さん演じる浪曲銭湯激戦区地べたの二人〜湯船の二人〜は、新作なのですがこれがほんと油断してました。浪曲は聞くこと自体が始めてだったので、どんなもんだろう?と思っていたのですが、これがとにかくおもしろい。玉川太福さん演じるキャラがとにかく秀逸で「こういう人いるいる!」と笑いながら思ってました。キャラを演じるときのマクラの感じからの豹変ぶりも印象的でした(笑)。

紺屋高尾

この笑いの連続から、トリに古今亭志ん五さんの紺屋高尾の人情噺でした。個人的には芝浜のような人情噺が好き(ちょっと長いですが)です。後の解説の際に、どの演目をやるのか迷ってたとおっしゃられて、ギリギリまでお客さんに楽しんでもらうために考え抜かれた選択だったとのことで、生で聞けて感動しつつ笑いもあってホントにとても楽しめながらも心地よいお噺でした。

最初から最後まで余す所なく面白い

サンキュータツオさんによる楽しみ方や解説もあり、演目以外のところでも笑いありでどこを切り取っても面白いイベントでした。

また、噺家さんそれぞれのマクラもとてもおもしろかったです。古今亭志ん五さんのロールケーキのお話は若干引いてしまいましたが...(笑。

立川談吉さんはnoteにも投稿されていらっしゃるようなので要チェックです。

これを機に寄席に行きたくなったので、どこかで寄って笑いを充電してこようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます! いただいたサポートは僕が読みたい書籍代に使います!!