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#1//義肢装具士ってなに?


 こんにちは、かとうです。
 前回、初めての投稿にスキをいただきありがとうございました!正直、こんな知名度も何も無いクソガキの記事なんて見てくれる人いないだろうなと思っていたのでとても嬉しかったです!!モチベーションがすごく上がりました!


 さて、今回は義肢装具士とは何ぞやというお話をしたいと思います。難しい法律の話とかは馬鹿な私には説明できないので厚生労働省のHPを見ていただけたらと思います。
 義肢装具士(以下PO:Prosthetist and Orthotist)は、義肢や装具などを作る際に"患者さんに触れる"為に必要な国家資格です。義肢装具士の多くは、病院ではなく製作会社に所属しています。なので会社から病院に伺って、患者さんの足の型を採って帰ってきて製作する、、と言った毎日を送っています。

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 患者さんに触れることに対して資格が必要なので、病院で患者さんの型を採る”採型”、作ってきた製品が合っているかを見る”適合”の2つで資格が必要となります。義肢装具はお薬などと同じように医師の処方があって作ることができます。

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 医師の処方後、どんな装具を作るかを相談し、決まった後に採型や採寸を行います。場合によっては既製品を使うこともありますが、オーダーメイドで作った世界に一つだけの義肢装具を作ることができます。そのために患者さんの体の情報を得る採型•採寸はとっっても大切なんです!技術はもちろんですが、患者さんがどんな環境で装具を使うか、装具にどんな機能を求めるかなどの情報は何気ない会話の中で得ることができるので、信頼関係が大切です!

 その後会社に戻って製作をし、後日作ったものが体に合っているか試しに履いてみる”仮合わせ”を行います。仮合わせで細かい所やデザイン(ベルトの色など)を決めて仕上げをし、病院で”適合チェック”をして納品になります。

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 何度も言うように患者さんに触れることに資格が必要なので、会社で製品を作る作業は資格が無くても行うことが出来ます!POの資格を取る為には最低でも3年間養成校に通う必要がありますが、「義足や装具を作りたい!」、「ものづくりがしたい!」といった方であれば今すぐにでも製作をすることが可能です。


 なんとなく、義肢装具士や患者さんを取り巻く環境を分かっていただけたでしょうか?義肢装具士は患者さんの体に触れるための国家資格であることや、義肢装具を製作する際の大まかな流れなどが分かっていただけたら嬉しいです。

 この記事が少しでもいいなって思ったら、フォローやスキ、コメントなどいただけると、とても嬉しくて夜もぐっすり眠れます笑
 ではまた、次の記事でお会いしましょう!かとうでした。




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