見出し画像

ついに臨月!「聞いてないよ!」が連続する毎日

妊娠わっしょいシリーズ、最後の臨月です。
いやあ、長かった、10ヶ月。「臨月ってどんな感じなんだろう……?」と思ってましたが、いつどこで爆発するかわからない時限爆弾を抱えながら生活する感じでした。

↓過去記事



◯臨月になった!いつでも産んでいい……んじゃないの?!

臨月=生まれる月!ってイメージだったんですが、「正期産」っていうのになる前に産むと早産になるらしいですね。なんだそれ。

どうやら、臨月になっても36週までは早産になり、37週を超えたら「赤ちゃんも外で生きていけるよ!いつ産んでもOK☆」となるそうです。


◯痺れ!?そんなのあるって聞いてないよ!!!!!

妊娠アプリに「腕や足の痺れが起きるかもしれません」と書かれはじめて「何それ?こわ。そんなん起きるわけないでしょw」と思っていたらまんまと痺れて、それから日常生活がハードモードでした。神経痛、しんどい。

私の場合は両手、特に右手が痺れていて本当に生活がしんどかったです。
妊娠後期は「お昼は動いて♪夜はゆっくり刺繍をしながらドラマを見よう♪」とわりと優雅に過ごしていたんですが、ある日刺繍をしているときに「手が動きづらい……?」と気づき、じわじわと痺れで動かなくなっていきました。マジで怖かった。
年末に張り切っておせちを作っていたんですが、調理→食器洗い→調理→食器洗いを繰り返していたらマジで手が動かなくなり、もう何もできずに大晦日を過ごしました。恐ろしかった……。

病院で相談したところ「むくみによる手根管症候群ではないか」ということで漢方を出されてちょっと良くなったんですが、それでも普通に家事すると手が痛い。調味料の蓋が開けづらい。刺繍とかできるわけないくらい痛い。本も読めない。スマホを持つのもしんどい。
なぜかPCはできたのでPCばかりやってました。あと新聞読むのも楽だった。ペラペラの雑誌(自分で押さえなくてもずっと開いてるやつ)もよかったです。あとiPadで漫画読むのも楽だった。とにかく手を使わない娯楽最高。Switchでゼルダやりたかったのに手が痛くて全然できなくて悔しい産休だった。

◯お腹重すぎて座れないし寝れないウケる

臨月に入ると大体赤子の体重が2000~3000gくらいになるので、普通に重いんですが、それに加えて羊水、胎盤の重さもあり、お腹がかなりでかくなります。
それに加えて、赤子が下に下がってくるのであぐらをかいてもしんどいし、前のめりになってもお腹が圧迫されるし、逆にだらしなく座ると腰が痛いし、足を閉じて座るのもしんどい。一番楽だったのはバランスボールに座って両足を広げる姿勢でした。

寝る姿勢も「左を下にしましょう♪」というので、基本的にそれで寝ていたんですが、体が重すぎて左のあばらが痛い。なぜか右の腰も痛い。
それに加えてわたしは手の痺れがあったので、起き上がるのも寝るのもつらいし、手の痛みで起きることも多々ありました。本当に神経痛って最悪!!!

◯「安静に♪」ではなく「積極的に動きましょう!」

「妊娠中は無理せず♪安静に過ごしましょう♪」のイメージがあったんですが、わたしは切迫早産の危険性もなかったし、特に体調も問題なく、超元気だったのでめっちゃ動いてました。
なので、「ヨガとか散歩とかしてくださいね〜♪」と言われる日々。「妊婦って安静にしてるイメージあったけど。。。?」と思ったんですが、いろいろ読んでみると運動しないと赤ちゃんが下がってこなかったり、体重が増えすぎて肥満児になっちゃったりするそうなので、マジで動いたほうがいいらしい。

なので1日5000~8000歩くらい歩けるようにしていました。歩かないとみるみる太るので体って本当に正直だな……と思いましたね……。
散歩に行けないときはyoutubeで運動していたんですが、竹脇まりなさんの「産前・産後OK!」再生リストは本当に助かりました。ストレッチも有酸素運動もある!


◯いつ生まれるの!?「陣クス」って何!?

出産予定日が近づいてくると「そろそろかな♪」と思うんですが、全然陣痛が来ない。お腹重いから早く生まれてほしいのに。
そんな人が世の中には何人もいるらしく、「これを試すと陣痛がくる!ジンクス!」、通称「陣クス」というものがあるそうです。ネーミングよ。
有名なのだと「焼肉を食べる」「オロナミンCを飲む」など。あとは「満月の日や新月の日に生まれやすい」「潮の満ち引きと関係している」「迎え棒をする」など……。どれも科学的根拠はないらしく、運動が一番良いらしいんですが、「オロナミンC飲んだら早速陣痛が!」みたいなレポも見かけてどうなんだろうね〜と言う感じです。

◯家事?仕事?やってますね。

「臨月になったら全然動けないかも(^_^;)ミールキットとか買っておこうかな?部屋の掃除とかどうしよう」とか思ってたんですが、意外と動ける。なんなら妊娠初期より動ける。

手の痺れがあったので料理系(包丁で切る、炒めるなど)はあんまりできなかったんですが、掃除、洗濯はいつも通りやってました。料理も簡単なものとか、なぜかお菓子作りはできるのでガンガンやってました。元気。
あと、仕事もやってました。産休期間に入ってたんですが、家族経営なのもあり、「これやっとくよ〜」って感じで全然働いてました。「なんで産休なのに働いてるんだろ?」とずっと思ってた。休みたい。

◯外出は誰かと一緒に!一人でいる時間を短く

意外と動ける!とはいえ、散歩は配偶者とともに行ってました。検診も配偶者が休めるときは一緒に、休めないときは母に病院までついてきてもらって、終わったら合流という感じにしてました。

一人でいるときに陣痛!破水!となると怖いので、配偶者が在宅のときは家にいて、出社のときは実家に帰るようにしてました。もうとにかくいつ陣痛がくるのかわからない恐怖。

◯これが前駆陣痛……なの?何もわからないよ!

出産予定日が近づいてくると生理痛のような痛みや恥骨、腰あたりの痛みが強まってきます。が、規則的な痛みがこない。10分間隔の痛みって何???
NST(ノンストレステスト)という検査をやったときに「痛みに強いほうかもね!」と言われたんですが、もしかして何か来てるのに気づいてないとかある……?と不安な日々。痛みが引いたりおさまったり、もう自分の体がよくわからない……。

そしてついに出産!続きます。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。