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え?俺…癌なんですか?

別にどこかが痛かった訳でもなく…。

アゴの下に出来た小さなシコリが、最初は右側だけだったのが左側にも出来てしまい数週間様子を見たものの、消えるどころか少しずつ大きくなった段階で地元の耳鼻咽喉科に行くことに。

そこで数秒患部を触った先生に「大きな病院で精密検査を受けてください」と言われ、書いてもらった紹介状を持って即日飛び込んだのが今お世話になっている大学病院だった。

「残念ながら…リンパ腫ですね」と言われたのは確か3回目の受診時だった。初診でエコー撮って、2回目にCT撮って、3回の問診時にいきなりの宣告に全身がフリーズしたのを鮮明に覚えている。

耳鼻咽喉科の先生に「この後は血液の専門の科で治療を進めていきましょう。」と言われ頷いて診察室を出て、真っ先に妻に連絡…。

「残念ながらリンパ腫だってさ」と報告したら、流石に妻も数秒絶句したところから俺の病気との闘いが始まった。で、まだ治療を始めて半年も経過してないんだけど…ハッキリ言える事があって…。

これは "闘い" ではなく、"共存" なんだと言う事。それは、ガンと言う病気は完治と言う概念より寛解と言う表現を使うからだ。

治療が終わり、その時点で転移もなく完治していても、生きている限りガン再発の可能性が残る。だからこそ、大切なのは "共存" と言う考え方なのかなぁ?

なーんて、やっと記念すべき初投稿が下書きからランクアップ出来そうです。以後はそんな病気を抱えた自分の日々の備忘録を綴っていきますので宜しくお願いいたします!


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