見出し画像

01 ネコ除けペットボトル現象について

西暦1600年くらいというと、日本は江戸時代が始まったころ。ちょんまげ姿でワイワイしていたあの時代に、西洋ではそれに比べてずいぶんと科学が進歩していました。およそでいうとガリレオガリレイという天才さんが活躍していた時代です。当時は異端とされた地動説を支持して教会にこっぴどく怒られたあのパンクな方です。
「それでも地球は動く」という捨て台詞を審問中にはいたとされますが、そんなこと言ったら社会から完全に干されてしまうので、たぶん、言えるわけがなく後付けのつくられた武勇伝のひとつだと思われます。現代で言うと禁止事項にふれてSNSのアカバンを食らってしまったようなエピソードですね。

さて、当時、地動説以外にもどんどん天文分野のことが解明されていってました。
月もツルツルだと思われていたのですが、実際は私の肌のようにボコボコしているわけです。はい、だれが顔面クレーターや。
これはどうやってわかったかというとガリレオが当時のクオリティの30倍くらいの高性能の「すげえ望遠鏡」を作って、実際に見たからだとされています。この望遠鏡によって地球が太陽を回っていることや、木星に衛星があることや、自由落下とか感性の法則とか、全部この天才おっちゃんが発見していったんですね。偉業すぎます。
しかし、当時は「月ツルツル説」が常識だったわけで、全員が「そんなアホな」と突っ込んだそうです。偉い人も、そうでない人も、ガリレオの「すげえ望遠鏡」を理解できなかったそうで、このように意見したと言います。

「ガリレオはん、この望遠鏡、まっすぐ見たらすごく遠くまで見えるけど、空に角度を変えたら、壊れてしまうやんけ。はい、残念賞」

セリフは私が脚色しましたが、大体こんなわけのわからん解釈をしたとのことです。

「月ツルツル説」を信じているがゆえに、ちゃんとボコボコなのを見たにもかかわらず、解釈の修正ができないんです。

これ、この記事の本文です。

私も含めて人はなかなか常識を疑うことが出来ません。

そこで、まず、この常識を疑えない現象に、名前を付けました。

ネコ除けペットボトル現象

です。

未だに町のどこかの電信柱や家の壁にひっそりと存在する「ネコ除けペットボトル」。
誰が言い出したのか、どういう理屈なのか、野良猫が堂々と水の入ったペットボトルの横を通過しているのにも関わらず、誰かが信じた「ネコ除け」の対策。

ガリレオの「すげえ望遠鏡」のエピソードを聞いて笑った人の中で、数パーセントの家の壁には、ネコ除けペットボトルがきちんと列をなして存在していると私はにらんでいます。

自分がいつも全部正しいと伝えたくてこの文章を書いているわけではないです。むしろ間違っていることが多いのではないかと思っています。
ただ、世間一般にある常識って、本当に正解でしょうかと問いかけてみたくなったんです。

長文になるので、説明は省きますが、以下、「ネコ除けペットボトル現象」が起きている項目を書いてみます。
それは、あんたの思い込みやろうというものも含まってくると思いますが、一応自分なりに疑っている常識になります。
時間を見つけて、ちょっとみんなで考えてみたいと思いますので、気になる方は不定期連載ですが、また記事をご覧ください。

私が考える世間で起きている「ネコ除けペットボトル現象」いくつか抜粋

■ 眼鏡のブルーライトカットは、意味なし
■ 炭酸を飲んでも骨は溶けないし、酢を飲んでも体は柔らかくならない
■ 野菜ジュースを飲んでも1日分の野菜を摂取したことにはならない
■ 温暖化の原因は二酸化炭素じゃない
■ UFOは飛んでいるどころか、地球に宇宙人がきている
■ 地底人ももちろんいる

前半3つは、「そうなんだ」と言ってもらえそうですが、「地底人などいない」そんな声が聞こえてきます。

そら、そうですよね。

でも、いないほうが違和感。
20年くらい考えて、調べて、そんな風に結論づけました。

独りであれこれ考えて20年です。
立証もできないトンデモ世界の話が大好きですが、ようやく発信してみたくなってきたので、取り止めなくなりそうですが、ブルボンのルマンドを食べるみたいにポロポロ話をこぼしていきたいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?