【2005年/ 滝壺のあるお好み焼き屋さん】

ホームページでこのお店を見たオーストラリアの飲食店オーナーから、ゴールドコーストにオープンする100坪のファインダイニングの設計をご依頼を頂くという、転機となったプロジェクト。

設計を始めて間もない頃に設計させて頂いたお好み焼き店「ちゃんどら」さんの２号店。建設会社の事務所が撤退した後の建物を改装した。

2階の床板に穴を開け、２階の水盤から1階へと落ちる滝壺を作り、そこからエントランスへと水が流れる。

壺に入れたソースをこの滝壺で低温熟成しているという設定。

２階の水盤上にはガラス床の座敷があり、床下を流れる水がキラキラと光を反射する。

２階の水盤はかなりの重量になるので念のため構造計算を実施、スラブを補強する鉄骨柱を設置した。

17年経った今も、滝は今でも勢いよく水音を立てお客様を迎えています。

#20年間の仕事をふりかえる