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第22回 English Speech & Presentation Contest

神奈川大学外国語学部英語英文学科です。毎年外国語学部英語英文学科が人文学会と主催している英語スピーチ&プレゼンテーションコンテストの第22回目が2023年2023年12月2日に開催され、神奈川大学人文学会の『PLUSi』20号(2024年3月15日)の中で紹介されたので転載します。

これからもこの英語英文学科のスピーチ&プレゼンテーションコンテストがバージョンアップしながら続いていってほしいと思います。参加されたみなさん、ほんとうにありがとう! 


2023年12月2日(土)13:00-16:15に、英語英文学科主催 第22回 English Speech & Presentation Contest がみなとみらいキャンパス(米田吉盛記念ホール)で開催されました。完全対面での実施となり、学生、教員等合わせて180名余りが参加しました。個人スピーチ部門およびグループ・プレゼン部門で、19名の出場者がレベルの高い英語力を披露し、早期外国語教育、ジェンダー、アイデンティティ、地球温暖化など様々なテーマでスピーチとプレゼンテーションをおこないました。出場者とタイトルおよび審査結果は下記の通りです。運営にあたって、今年も英語英文学科の1年~4年生26名がボランティアスタッフとして協力し、過去に比べても出色の素晴らしいコンテストとなりました。終了後、Lighthouseで表彰の集いが開催されました。

コンテストの出場者リスト

<個人発表>

  1. Karin Ebisu “How to overcome lookism on social media” (1位)

  2. Nanami Niikura “Bloom like a flower by your own actions”

  3. Kotone Hibi “How can we stop climate change?” (2位)

  4. Hana Misu “Can money buy happiness?” (3位)

  5. Cianna Lisa King “Enjoy the moment”

  6. Hibiki Aizawa “What is your dream career?” (オーディエンス賞)

  7. Meina Kobayashi “What can we learn from the multilingual society of Riga?”

<グループ発表>

  1. Anna Maeda, Takuya Shimomura, Takeshi Masumi, Mihane Koba “Is earlier better for learning a foreign language?” (1位/オーディエンス賞)

  2. Shota Itagaki, Keidai Ueno, Yuki Matsuda, Alex Hayasaka “Nothing that is so is so” 

  3. George Uehara, Hiroshi Otsuka “Who am I? The identity of mixed-ethnic youths in Japan” (3位)

  4. Mikoto Ishida, Fuka Ito “The issue of single mothers and the rights of women” (2位)


☆2023年度スピーチ&プレゼンテーションコンテスト学生スタッフ6名と出場者7名の率直な感想

外国語学部英語英文学科3年 岩本晨、大村悠也、瀧澤康聖、石川愛実、関美月、平林里菜、古場美羽、石田未琴、 伊藤楓華、上原 ジョージ

外国語学部英語英文学科2年 伊藤遼那、日比琴音
外国語学部英語英文学科1年 蛭子華凜、三須 はな

1.総監督 外国語学部英語英文学科3年 岩本晨

今回、ゼミの先生の誘いでスタッフとして参加させていただきました。最初、総監督をやって欲しいと言われあまりスピーチコンテストの運営を把握していない自分が総監督でいいのか不安でしたが、他のチーム長がとても頼もしく比較的順調に準備、運営ができたのでその点はとてもありがたかったです。総監督というポジションが自分の中では全体の把握、サポートが主な仕事だと考えていたのでスタッフ全員が動きやすいように調整をしていました。なのであまりこれといった仕事を行ったわけではないので自分が仕事をしたという実感は湧いていないです。ただ、自分が入学してから見たスピーチコンテストの中では1番の出来だったと自分では思います。今回、気になったところや問題点を参考に来年以降も素晴らしいスピーチコンテストを作り上げていただければ嬉しいです。

2.司会 外国語学部英語英文学科2年 伊藤遼那

私は去年と今年と二年間このスピーチコンテストのスタッフとして関わらせていただきました。昨年は2年生の先輩が一人で行っていたMCを今年はヤスダ先生のお誘いで私と同級生の波南と二人でやらせていただきました。今までとは違う形でのMCとなりどのように進行していけば良いか、またMCの台本も自身たちで考えなければいけない状態でどうして良いか最初はわかりませんでした。しかしジェニス先生はじめ様々な先生の助力のおかげで無事スピーチコンテストを運営することができました。また、先生方以外にも進行する上でスライド係や音響・照明、受付と様々なスタッフの力があったからこそ今回のスピーチコンテストがスムーズに進行できたと感じました。スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。また先生方におきましてはこのような経験をさせていただきありがとうございました。

3.動画・写真撮影チームリーダー 外国語学部英語英文学科3年 大村 悠也

スタッフとしては今年度のスピーチ&プレゼンテーションコンテストが初めての参加であったが、的確に自身の役割を果たす事が出来たと考える。第一回のリハーサルの前までにホール内でどの撮影位置がベストであるか何度もロケハンを行った。できる限り中央に近い位置でかつ他の聴衆からの視界を極力妨げない様にすべく座席配置のリーダーに協力を仰ぎ座席の一部を三脚用のスペースに当てがって貰うことができた。第一回リハーサルでは本番中に流す短編動画用の写真撮影を行い、充分な枚数を確保した。第二回のリハーサルでは各発表者ないしはグループのスピーチを録画しそれらを提供する事で改善点を見出す手助けをする事が出来た。本番ではスマートフォンを用いて各スピーチの録画を行うと共に、シャッター音がスピーチの妨げとならないよう望遠レンズを装着したカメラで遠方から発表者等を撮影し彼らの晴れ舞台を最良のコンディションで記録に残す事が出来た。

4.パワーポイント&タイムキープチームリーダー外国語学部英語英文学科3年 瀧澤 康聖

昨年度はスピーチ&プレゼンテーションコンテストの個人スピーカーとして参加し、今年度はスタッフとして、コンテストに参加させていただきました。今回、パワーポイントとタイムキーパーのチームリーダーという役職をいただき、他のチームと連携しながらコンテストの運営を行いました。コンテストに使う全てのパワーポイントに問題がないか、チームみんなで何度も何度も確認し、かつ発表者の時間の管理も行いました。やることが複数ありましたが、チームのメンバーやスタッフみんなの支えがあり、無事にコンテストを終えることができました。また、練習期間中に出場者の皆さんがパワーポイントを使って何回も練習を行っており、人に見られない部分で努力しているのを見て、とても感動しました。最後に、協力してくれたチームのみんなとスタッフ全員、そして先生方に感謝します。自分一人では、チームリーダーは絶対に務まりませんでした。本当にありがとうございました。

5.受付チームリーダー 外国語学部英語英文学科3年 石川愛実

今回初めてスピーチコンテストに参加しました。私は1年2年とコロナの影響でスピーチコンテストを会場で見ることは出来ませんでしたが、今回、教授からのお誘いを頂き、友達と共にサポートスタッフとしてスピーチコンテストの運営に携わりました。スピーチコンテストを終えて一番に感じたのは、スピーカーをサポート出来て良かったということです。今年は私の友達が多く出場していたということもあり、スピーカーの努力を間近で見てきました。当日のスピーチを聞いた時は、内容も含め、自信を持って発表する仲間の姿に感動して涙が出るほどでした。このようなコンテストにサポーターとして携わることができ、本当に良かったです。

6.プログラム&投票チームリーダー 外国語学部英語英文学科3年 関美月

これまで関わらなかった人達と協力してコンテストを成功させようとすることは大学生活において良い経験になったし、強い達成感を感じることが出来た。また、グループ間で連絡を取り合い、情報共有を行うなどコミュニケーション能力が鍛えられたと思う。私は今回プログラム作りを主に担当したが、プログラムを作る際に色の配色を考えたりや可愛らしいイラストを入れるなどこだわった。次回はアドビーなどのツールを使ってまたプログラム作りに挑戦したいと思う。

7.音響・照明チームリーダー 外国語学部英語英文学科3年 平林 里菜

私はゼミの先生や友達に声をかけてもらい、今年のスピーチコンテストにスタッフとして参加しました。私を含めた3年生のスタッフのほとんどが初めての参加だったため、リーダーの仕事や事前準備を進める中で不安を感じていました。しかし、1・2年生の積極的な動きや他のグループの協力のおかげで問題なくコンテストを終えることができました。このコンテストは、サークルへの所属や学校行事に携わる経験がなかった私にとって良い交流の場にもなりました。スタッフや運営の先生方、コンテストに参加することを進めてくださった先生にはとても感謝しています。 そして、スピーチコンテストはスピーカーとしての参加ではなくても良い経験ができるので、学年を問わずチャレンジする甲斐があると思います。

8.個人発表1位入賞 外国語学部英語英文学科1年 蛭子華凜

今回選んだトピックであるLookismは私自身が抱えていた問題でもあったため、構想の段階からかなりの時間をかけて作りあげました。Lookismと向き合う時間が増えるにつれて、自分が伝えたいことや想いが強くなっていき、何度も練習を行いました。しかし、中々納得のいくスピーチが出来ず、心が折れそうになったこともありました。そんな時FYEのクラスメイトたちが寄り添ってくれて、暖かい言葉を沢山かけてくれました。みんなのおかげで本番は緊張したものの、堂々と自分らしいスピーチができました。また、一位に選んで戴いた時、みんなが一緒になって喜んでくれて、コンテストに出場することはとても大きな挑戦だったけど、改めて参加して、頑張る事ができて良かったと思いました。

個人発表の様子

9.個人発表2位入賞 外国語学部英語英文学科2年 日比琴音
私が今回のスピーチコンテストに参加したのは、より多くの人に留学の経験やメッセージを伝えたいという思いがきっかけでした。その思いを伝えられる貴重な機会、そして2位という賞をいただけたことを本当にうれしく思います。長い間サポートしてくださった先生方や家族、直前まで応援してくれた友達には感謝の気持ちでいっぱいです。「とてもいいスピーチだった」、「おめでとう」という言葉をたくさんいただけて、挑戦してよかったと心から思えました。この経験を活かし、これからもたくさんのことにチャレンジしていきたいです。
 
10.個人発表3位入賞 外国語学部英語英文学科1年 三須 はな
色んな方々の支えがあって、3位に入賞することができました!友だち、先輩、スタッフの方々、先生、そして家族がいつも側で応援してくれていたお陰だと思います。今までで1番大きな素敵な舞台でスピーチさせていただいたこと、とても良い経験になりました。この経験を活かして、3位で満足したりすることなく、色々な場で活躍していきたいです。ありがとうございました!

11.グループ発表1位・オーディエンス賞入賞 外国語学部英語英文学科3年 古場 美羽
今回のコンテストを通し、私たちは賞以上に大事なものをいくつも得られたと思います。出場すると決めた当初は、グループの内でのモチベーションの差や、完成形が見えない不安から、何度もくじけそうになりました。けれども、話し合いや練習を何度も重ね、それぞれが自分の得意分野を見つけて自信を持ち、コンテスト本番では今までで一番のプレゼンを行うことができました。今回このような経験をすることができたのは、グループの全員の努力だけでなく、先生や他の出場者、ゼミの仲間のおかげです。今回得られたものを忘れないよう、それぞれの今後に生かしていきたいと思います。

グループ発表の様子


プレゼンテーション発表の様子

12.グループ発表2位 外国語学部英語英文学科3年 石田未琴 伊藤楓華
本番までの1ヶ月は長いようで短く、今までで1番充実したものだと思っています。毎日学校が閉まるギリギリまで試行錯誤の日々でした。レベルの高い参加者の中で二位に入賞できたのは、先生や学科の友人、参加者同士の助け合い、そして何よりお互いの存在が本当に大きかったと思っています。内容構成をに加え、抑揚や発音を意識したプレゼンを作り上げたりすることは本当に大変で、何度も挫けそうになりましたが、叱咤激励し合いながら支え合いました。特に課題となった発音や抑揚の付け方も、自分たちで録音して何度も見返したり、コーチのレイや友人が繰り返し丁寧に指導してくれたりと、改善に努めました。短く濃かったこの1ヶ月は、難しいことも限界を決めつけず挑戦し最後まで諦めずやり抜く力や、大きく得難い経験になりました。より良いプレゼンのために協力してくださった皆様に本当に感謝しております。特にコーチのレイには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 
13.グループ発表3位 外国語学部英語英文学科3年 上原 ジョージ
 
スピーチコンテストに参加できて本当に感謝しています。この経験を通じて、緊張から拍手までの感情の波に乗りながら、自分の言葉で心を伝える貴重な機会を得ました。ハーフの子供としての経験を分かち合えて本当に良かったです。このコンテストを通じて、自分たちの独自の視点や経験から感じたことや学びを表現でき、それがまた他のハーフの子供たちと共有できたことは特に意義深い瞬間でした。また、観客との繋がりや仲間のスピーカーから学んだことは、私たちにとって一生の宝物です。

12月2日米田吉盛記念ホールにてコンテスト開催当日撮影

元記事はこちら!
神奈川大学人文学会 『PLUS i』20号(2024年3月15日)pp.42-45「2023年度 英語スピーチ&プレゼンテーションコンテスト」

第21回 English Speech & Presentation Contestについてはこちら!

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