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久しぶりに書きたくなったnote

¡Tanto tiempo!

照れ隠しにスペイン語で入ってみる。

満ち足りた生活って余剰部分が削れるよね〜
日々忙しく、忙しい以上に忙しく働いてると書きたい事も思いつかんし、字を読む余力も無い。

なんて無味乾燥な人生か!!

もうさ、コロナなんよ。昨日の夜勤なんてさ、5人入院来るんよ!?夜勤3人しか居らんのにさ、既に入院してる患者も居てるのにさ、堂々と

コロナでーす。covid-19でーす。PCR陽性でーす。フォローアップセンターからでーす。

大阪どうなってん!?これ大阪でこんなんやから東京とかもっとヤバいんちゃうん!?知らんけど。

ちゃうちゃう。コロナの文句が書きたかったんじゃ無い。仕事の愚痴でも無い。今日の朝、おばあちゃんの食事介助しながら、ふと思い返したんよね。

なんで、こんな忙しいとこで普通に働いてるんやろ!?

偶々実家の近所にあった精神科の病院で掃除スタッフの募集があったから、精神科の病院ってどんなとこなんやろ!?って、まだ漫画家になるつもりやったから、想像出来ん世界に飛び込むのが面白かった。

看護補助として働きだし、恵まれた職場仲間達と楽しくダラダラと働くぬるま湯生活に突入。この時の病棟にずっと居たら多分今の職場での人生は無い。でも、戻れるなら戻りたい職場No.1。あの時のあのメンバーで今仕事出来るなら絶対したい。一緒に毎年のようにキャンプに行ったり、それももう昔の話。それぞれ結婚したり子どもが出来たりなんやらかんやらで、男木島メンバーだけが唯一の継続してる繋がり。

今年も行くぜ!男木島!!

看護学校を卒業と共に女性病棟へ異動。

こん時は辛かった。ギスギスした職場。どっちつかずのプライベート。長引く離婚調停。何もない部屋にふたりきり。ダンボールを机にして食べたごはん。その辛さを乗り越えて今の幸せな家庭があるんよ。

返り咲く男性病棟。掴み取る離婚。出産。結婚。順番がややこしいのは触れないでね。

そこからはまたぬるま湯の仕事を惰性で続ける。開放病棟へ異動になったけど、新しく職場仲間が変わっただけで、少し仕事の内容が忙しくなったかな〜位。ふたり目が生まれ育休へ突入。

そして、系列病院への応援へ。家から近くなり小さな子どもふたり待つ家にすぐに帰れるからという嫁ちゃんからのお願いで義理の父親が主任をする病棟へ半年。

働き始めた病棟で培った、何処でも楽しむ気持ちを元にほぼ全員が誰か分からない環境でも楽しく仕事し、意外にどんなとこに行っても働けるやん!って言う根拠の無い自信がついた。

応援に行く時に元いた病棟は閉鎖され、戻った病棟は女性病棟。一度看護学校終わりで異動になって嫌だった病棟だったが、スタッフが変われば歪み合いも変わる。元々のギスギス病棟を知っているから、なんのこっちゃ無い。てか、周りに誰一人知ってる人が居てない職場から知ってる人がいっぱい居てる所に戻ってるんやから、幸せいっぱいよ。やっぱ職場で大事なのは人よね。

ただ、押し寄せるコロナの渦。ここの病棟では濃厚接触疑いたけやったけど、精神科ってやっぱ一般科と違って分かってないやん!?環境も整ってないし。今思えば過剰やったな〜とおもうけど、この時は知る由もないってやつ。防護服着て激熱の中働いた。そして、認知症病棟への異動。

病院で1番の肉体労働病棟。介護度が高いからね。オムツやらオムツやらオムツ交換とか入浴介助とか。

そして、1番起こってはいけないコロナクラスター。でも、なんとなくバラバラやな〜って思ってた病棟が一枚岩になって楽しかったんよ。めっさしんどくてゴールが見えんくて、冬やのに汗だくで。アホみたいにしんどくて長い仕事やったのに楽しかった。

こな段階的に忙しさを体感させてくれたおかげで今働けてると思う。何処の間をすっ飛ばしても今の職場で働けてなかったと思う。

確かに忙しいし、疲れ果てる事もあるし勉強せなあかん事は多い。でも、すんごい忙しかった昨日の夜勤で何回も大笑いした。忙しいけど楽しく仕事が出来てる。明けない夜が無いのと一緒で終わらない夜勤は無い。

ちょくちょくこっちの目をじーっと見てくるおばあちゃん。この人も色々な人と関わって、色々な楽しい事があったはず。全ての経験を愛おしく思えていたら良いな。

無駄な経験なんて無かった。全ては今に繋がってる。もうちょっと嚥下が早かったら介助も楽なんやけどな〜

でも、良いよ。それはあなたのペースだから。みんなそれぞれ自分のペースがあって、そのペースで歩みたいよね。口に入った食べ物を美味しいなって感じてくれてたら良いな。

全ての出会いに感謝。仕事出来ている事に感謝。

これを最後まで読んでくれる人って多分何かしら縁のある人なはず。

なのであなたにも感謝してます。

Gracias!

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