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一首の適当なエッセイ

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本好きさんは読みましょう。 読んだらいいことあるとかないとか。 タラーっと書いて載せた、息抜きにどうぞなエッセイたち。
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彩雲国物語 原画展で、幸せ満喫したという話。

 こんにちは。何ヶ月ぶりかのnoteだ。  今回は布教and記録を兼ねたものとなっている。  タイトルの通り、20周年記念"彩雲国物語 原画展"に行ってきた。  場所は東京の有楽町。新幹線で日帰りだ。ちなみに一人旅。滞在時間はおよそ三時間半。一言で言うなら、身軽で寂しい、だ。  さて、このとんでもなくすんばらしい物語を、みなさんご存知だろうか。彩雲国への愛を語ると長くなるため、ザックリ概要をご紹介すると、 『彩雲国物語』著者:雪乃紗衣 2003年〜2011年に角川ビーン

神保町と本とカフェ

前回、『ひとり出版社巡り』と題したエッセイ(?)を投稿した。 その際、本の街神保町に、わたくし一首は初めて訪れたのだが、今回はその神保町での出会いを紹介したい。 まず、ヘッダーの写真について語らせてほしい。 これは、この地の古本屋の一角である。ちなみに屋外だ。 本は部屋の中にあるもの、と思い込んでいたため、外に本棚がズラリと並んでいる光景に、とても驚いた。しかもこれ、写真に収まりきっておらず、まだ続きがある。 綺麗な見た目のものが多く、多様なジャンルの本が揃っていた。 暑か

ひとり出版社巡り

真夏日が続いている。 地方住まいのわたくし一首だが、夏休みということで、先日から東京でフラフラしている。 今回は出版社を巡ろうと思い立ち、伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』をかばんに、東京の街に出た。 まずは講談社。 電車に揺られ揺られ、護国寺駅へ。 駅を出てすぐ、どーんと構えるかっちょいい建物が現れた。 敷地はこれだけでなく、奥にも横にも広がっていた。 この写真だと分かりづらいが、垂れ幕には『はじめの一歩』1億部突破と書かれている。1億部……1億!? 暑か

POPを作った、という話

先日、本のPOPをつくる機会を得た。本屋などで見かける、あのPOPだ。 学校の図書館でPOPを募集していたのを見つけ、やってみた、という単純な経緯なのだが、つくってみた感想は、なかなか「面白い」というものだ。 材料は、画用紙に色ペンにハサミ、カラーテープやリボンまで揃っていた。こんなことを言ったら失礼かもしれないが、小学校の図画工作を思い出した。紙をチョキチョキ切って、糊でペタペタ貼って、色ペンで模様を描いたり文字を書いたり。 もともと何かを作るのが好きな私は、とても楽しく