SORA/DRONE WEEKLY REPORT 2018-09-08

目次

1】米軍、レーザー給電で長時間飛行できるドローンを開発中
【2】建物検査にドローンを利用  デジタル技術を活用した一戸建の屋根上検査を開始
【3】FAA celebrates the first four successful drone delivery tests
【4】近畿大学のマイクロドローン映像がすごいと大絶賛 「操縦者の技術がハンパない」
【5】「空撮画像の解析までAIで自動化」、太陽光ドローン点検の難題を解消
【6】最強ドローン「DJI Mavic 2」を飛ばす。1型のProと光学2倍Zoomの実力
【7】【西日本豪雨】広島の被災地をドローン調査 ドローンシティ協会など
【8】米企業、中国ドローン大手DJIの市場排除求める 知財権侵害で
【9】サーマルドローンシステム「デュアルサーチ200」、会員に限定販売
【10】米フォード、ドローンでエンジン工場の設備を点検
【11】手の動きで操作するドローン型おもちゃ バンダイ
【12】イスラエルのドローン技術者が首相官邸のセキュリティに驚いた理由 
【13】昆虫サイズの小さすぎるドローン登場! 被災者探索などに期待される「RoboFly」
【14】ドローン 逃げるカワウ 捕食対策「想像以上の効果」
【15】Parrot Anafi review: A compact drone that's blind as a bat
【16】Get one of the best cheap drones you can buy, and cry less when you crash

【1】米軍、レーザー給電で長時間飛行できるドローンを開発中

[情報源]

[概要]
ニュー・サイエンティスト誌によると、米陸軍は搭載した太陽電池にレーザーを照射して、遠距離から電力を供給するドローンを開発中だという。最終的には、500メートル離れた場所からの給電を目指している。仕組みは、ワシントン大学の研究者が小型の昆虫型ロボットを飛ばしているのと似ている。
 
[所感]
電波でエネルギーを給電しながら長時間飛べるのは素敵ですね。

【2】建物検査にドローンを利用  デジタル技術を活用した一戸建の屋根上検査を開始

[情報源]

[概要]

東急リバブル株式会社(代表取締役社長:榊 真二、本社:東京都渋谷区)は、全国の売買仲介店舗にて展開している『リバブルあんしん仲介保証(建物保証)』において、ドローン利用によるデジタル技術を活用した屋根上検査を開始しました。 

当社の検査実績によると中古一戸建の1~2割に屋根の雨漏りの可能性が指摘されていますが、当社サービスも含めて一般的な建物検査においては、屋根上まで上がって検査することは困難かつ大がかりなものとなるため、目視による検査までは実施されませんでした。従って、屋内外の様子から屋根の雨漏りが心配されても、その知り得た情報の範囲で説明・告知するしかありませんでした。

そこで屋根上の状態を詳細に把握すべく、当社ではドローンを利用して屋根上のデジタル画像を撮影し、建築士による画像診断を開始いたしました。大規模建物においては利用されているケースもありますが、個人住宅の検査に活用する例はまだ珍しく、これにより一戸建住宅の検査精度のさらなる向上が期待でき、物件情報の透明化、安全な取引の推進、中古住宅流通の活性化を図ってまいります。
 
[所感]
不動産屋さんからドローン事業者にパイロットの派遣依頼があるようです。

【3】FAA celebrates the first four successful drone delivery tests

[情報源]

[概要]
 The FAA celebrated their first four successful drone test as part of the UAS
 Integration Pilot Program (UAS IPP). In Raleigh, NC, WakeMed Health and
 Hospitals in partnership with Matternet used drones to deliver medical
 supplies to remote rural locations. Three other drone trials took place in
 Virginia, Kansas, and Oklahoma.
 
[所感]
 2018 there were 1.1 million registered drones in the U.S., and more than
 90,000 registered drone operators.It is still not enough.

【4】近畿大学のマイクロドローン映像がすごいと大絶賛 「操縦者の技術がハンパない」

 [情報源] 

[概要]
近畿大学が公開したマイクロドローンによる映像がTwitterで注目を集めています。エネルギッシュなパフォーマンスを披露する学生と、その合間ギリギリを縫うように飛び回るドローン。「ぶつかる!」と息を飲むようなカメラワークは迫力満点。近畿大学のシンボル「近大マグロ」も思わずビッチビチです
 
[所感]
テクニックがハンパねぇw 鏡を通り抜けるのも素敵ヽ(=´▽`=)ノ

【5】「空撮画像の解析までAIで自動化」、太陽光ドローン点検の難題を解消

 [情報源]

[概要]
ICT(情報通信技術)関連を手がけるソフトバンク・テクノロジーは8月29日、ドローン(無人小型飛行体)を使った太陽光パネルの不具合の発見サービスにおいて、人工知能(AI)を応用した自動解析を実用化したと発表した。
 
[所感]
「誰でも迅速・正確に検査や解析を実現できるようになった」と強調してますけど、本質的には「無人」ですよねw

【6】最強ドローン「DJI Mavic 2」を飛ばす。1型のProと光学2倍Zoomの実力

[情報源]

[概要]
ドローンの大手メーカーDJIは、8月23日深夜、同社コンシューマ機としてはフラッグシップモデルとなる「Mavic 2」シリーズの2モデルを発表した。直販サイトでは即日発売となっており、同社としても発表と同時に製品を発売するのは初の試みとなる。
  
発表された機体は、1型センサーのカメラを搭載した「Mavic 2 Pro」と、光学2倍ズームレンズを備えた「Mavic 2 Zoom」。価格はそれぞれ、189,000円と162,000円(いずれも税込)となっている。

[所感]
話題沸騰の「Mavic 2」ですから、今後レビュー記事が増えそうですね。

【7】【西日本豪雨】広島の被災地をドローン調査 ドローンシティ協会など

[情報源]

[概要]
無人航空機(ドローン)操縦者養成企業など約20社からなるドローンシティ協会(東京都新宿区)と日本防災教育振興中央会(同千代田区)は6日、15~17日に、7月の豪雨災害で大きな被害を受けた広島県内の3カ所でドローンを使った被災状況の実態調査を行うと発表した。撮影画像を専門家が分析し、想定される2次災害発生の危険性と発災直後に取るべき行動を地域住民に助言することで、被害の軽減を目指す。
 
[所感]
災害対策としてドローンが活躍していますね。

【8】米企業、中国ドローン大手DJIの市場排除求める 知財権侵害で

[情報源]

[概要]
米技術大手オテル・ロボティクス(Autel Robotics,本社シアトル)は、世界最大手の民間無人機(ドローン)メーカーで中国深センの大疆創新科技(DJI)に知的財産を侵害されたとして、米国際貿易委員会(ITC)に訴状を提出し、調査を求めた。
 
[所感]
そもそもIT技術の応用なので、知的財産の関係から訴訟が増えそうですね。

【9】サーマルドローンシステム「デュアルサーチ200」、会員に限定販売

[情報源]

[概要]
ドローンネットは、サーマルドローンシステム「デュアルサーチ200」を開発、13日から同社の「スカイビジネス会員」限定で販売を開始する。同システムは、各地方自治体の防災訓練にも導入予定で、25日から順次出荷を開始。また、試運転フェアを、13日開催の「ドローン ザ ワールド東京・千代田店」を皮切りに、全国の「ドローンザ ワールド」各店舗で開催予定。
 
同システムは、サーマルカメラの世界シェアNo.1といわれるFLIR社製・高性能サーマルカメラ「BOSON」(重さ約25g)を組み込んでおり、小型ドローンにユーザー自らが簡単に取り付けられる。

[所感]
太陽光パネルの点検や遭難者の捜索などで使える熱感知システム。
今後の活躍が楽しみですねヽ(=´▽`=)ノ

【10】米フォード、ドローンでエンジン工場の設備を点検

 [情報源]

[概要]
米フォード・モーターは2018年8月29日、英ダゲナムエンジン工場に設備点検用ドローンを導入したと発表した。高所のガントリークレーンや配管、屋根などを安全で効率的に検査できる。同社はドローンを点検以外の領域でも使用する可能性を探っている。

これまで高所の設備点検は、足場を組んで作業していた。以前は、工場の重機を扱う40メートルのガントリーを点検するのに12時間以上かかっていたが、小型カメラ「GoPro」を装着したドローンを使うことで作業時間は12分に短縮できた。高所作業のリスクも減少し、生産施設全体の点検を1日で終わらせることができるという。
 
[所感]
工場の中でも、ドローンが活躍しているのですね。
 

【11】手の動きで操作するドローン型おもちゃ バンダイ

 [情報源]

[概要]
バンダイ(東京都台東区)は30日、空中に浮いた球体を手の動きだけで操作するドローン型おもちゃ「エアロノヴァ」を10月13日に発売すると発表した。

空中に浮かぶ直径約13センチの球体に手をかざすことで、動きをコントロールできる新感覚浮遊型おもちゃだ。スイッチを入れ、手を離すと自動でプロペラが作動し、本体が空中浮遊を開始する。

本体の前後左右と下側の合計5カ所にセンサーがあり、これが手に反応すると、手と逆方向に動くようにプログラムされている。このため、手をかざす位置によって本体には触らずに、動きをコントロールできる
 
[所感]
ちょっと、ほしいかも(笑)

【12】イスラエルのドローン技術者が首相官邸のセキュリティに驚いた理由

 [情報源]

[概要]
最新の軍事テクノロジーは、名前は聞いたことがあっても、実際にその最先端で何が起きているのか、なかなかイメージしにくい部分があります。今回は、サイバー、ドローンといった分野にフォーカスを当てて、何が可能になっているのか専門家のみなさまにお聞きしたいと思います。
 
[所感]
ドローンのハッキングについて、フランクな感じで話すのは楽しいだろうなぁ(笑)

【13】昆虫サイズの小さすぎるドローン登場! 被災者探索などに期待される「RoboFly」

[情報源]

[概要]
人が入れないような場所へ空から探索できるドローンを災害や遭難救助現場で活用する事例が増えている。さらにドローンを人命救助のために活用しようという研究も以前から始まっており、いよいよ実用化が始まるかもしれない。

そのひとつがワシントン大学で研究開発されている「RoboFly」だ。名前のとおり手のひらに乗る昆虫ぐらい小さなワイヤレスの小型ロボットで、虫のように羽ばたいて空を飛ぶことができる。普通に飛んでいるところを見ると、虫とまちがって捕まえてしまいそうなほど見た目も虫に近い。
 
[所感]
実に、おもしろい!

【14】ドローン 逃げるカワウ 捕食対策「想像以上の効果」

 [情報源]

[概要]
県諏訪地域振興局などは28日、諏訪湖のコイやフナなどを捕食する水鳥カワウを小型無人機ドローンで追い払う実験を初めて行った。カワウの数が増え、漁業への影響拡大が懸念されていることに対応した。ドローンが近づくだけでカワウは逃げ、同振興局は効果を確認することができたとしている。

実験には、諏訪湖漁協(諏訪市)などからも含め約10人が参加。NPO法人諏訪広域ドローン協力会(同)の会員が協力し、船の上でドローンを操作した。下諏訪町の赤砂崎公園近くの湖岸で羽を休めるカワウにドローンを近づけたり、つるしたスピーカーから爆発音を発したり。カワウはどちらも驚いて飛び去った。

同振興局農政課の飯森恵美子課長は「想像以上に効果があった」と説明。今冬はワカサギを捕食する冬鳥カワアイサの追い払いも予定しており、この日の結果を検証してドローンをどう近づけると効果が高いかなどを検討する方針を示した
 
[所感]
鳥獣対策の良い事例ですね。全国でナレッジを共有していきたい。

【15】Parrot Anafi review: A compact drone that's blind as a bat

[情報源]

[概要]
The Good
 Foldable , lightweight design , Easy-to-use controls , Robust battery   
 with 20-minute flight time , Great camera with a full gimbal

The Bad
 No obstacle avoidance , No internal storage ?,In-app purchases for
 traditional drone features , Hovering at low altitudes is tough

The Bottom Line
 It's disappointing that Parrot's latest drone, the Anafi, lacks many
 features, including obstacle avoidance. But the camera and easy-to-use
 controls make up for a lot.
 
[所感]
Mavic 2が人気ですけど、Anafiも見逃せないよ(笑)

【16】Get one of the best cheap drones you can buy, and cry less when you crash

[情報源]

[概要]
 For years, consumer drones were essentially separated into two groups.
 There are the super-cheap (and also super flimsy) drones that will fly for
 about five minutes on a full charge, and then the more hardcore-oriented
 drones that cost upward of $1,000, but are fully stocked with all the
 features you’d want including HD camera, GPS, and long-range radio
 controllers. These days, there are more options on the market, and even
 cheaper drones have lots of cool features. The best drones under $500 oast
 stuff like 4K cameras, obstacle avoidance systems, and indoor tracking.
 
 [所感]
  オジサンの遊び心をくすぐる微妙なラインだなw

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