技術的な指摘のコミュニケーション

とあるイベントで「矢で射抜かれてスタンドが発現した結果、今に至った」と表現している人がいて、それ自体はいい話と思ったし、実際良い方面に事が進んだので良かったと思った。

ただその一方で、いわゆるマサカリを投げられた側全員が良い方面にいくかと言うとそうではないと考えている。自分もマサカリを投げられた結果としてW3CやWHATWGなどの仕様書などを読み始めた側の人間ではあるけど、その投げられたマサカリの刃がまだ突き刺さっている感覚はある。

いっぽうで自分がまったくマサカリを投げてないわけではなく、自分も誰かを傷つけた可能性はある。

個人的には「マサカリを投げられたことでその分野に詳しくなった」という話は生存バイアスだと思っている。マサカリを投げられたことでそのままフェードアウトした人はいると思う。

じゃあ技術的な指摘をしてはダメなのかという話ではなく、なぜそうしたか、他に取れる手段はなかったのかなどを聞くような対話の姿勢が大事だと考える。

ただ誤った自説を信じきっている人との対話は疲れてしまうこともあって、そこは難しい。そこの見極めも大事ではある。