みなとみらいの芝生に座ってスケッチしてた。
港のある街は落ち着く。
潮風が心地よい。

「住処を船にするのはどうだろう」
世界中の港に行ってもしばらくそこで暮らせる。

愛犬を連れて行こう。
船で世界を回るのは昔っから夢だった。
水の上、海の上は地球上につがっているから全てどこにでも行ける。
人類が海洋に旅に出たのは、こんな感じで思い立ったのだろう。

星座コンパスは機能するかな。
ソーラーはちゃんと充電するかな。
気象情報はどうやって手に入れるだ。
羅針盤を勉強しなきゃな。
潮の満ち引き、潮の流れ、海流
魚の捕り方、水の作り方、食料の確保
通信は衛生回線で確保できるのか
あらゆる技術知識を学ばねばな。
相棒はどうする？
誰か行きたい奴はいるのか

あとでAIと相談して詳細計画を練ってみよう

そんなことを妄想しながら
休日の昼下がりを芝生の上で過ごした
この歳になって中学から何も変わってないな
空想の絵空ごと