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人の力を借りて聴衆に届く話をする方法がありそう

大学がオンライン授業になったとき、大きな課題はなんだったか?

それは(講義室でも寝てしまうが)オンラインになると余計に、単調な話なんて90分も聞いてられないということではなかったでしょうか?

僕自身、人前で話すのは緊張しますし、面白おかしく話すことに関しては叶わないなと思う方が何十人でも浮かびます。

無念…。

往々にして、伝える価値ある知恵や話を持っているのと、それを魅力的に伝える力は別物です。

それにかなりキャラクター性というか、才能もあるように思います。

身振りを交えて、どんな話も自然とおもしろおかしく明るくしちゃう人ってたまにいますよね。

僕はそういう路線で人前で話したりするのは諦めていたんですが、最近考えが変わりました。

結論から言うと、知見を持っている人が合いの手を入れる人を引き連れて2人でやればいいのです。

こう考えるようになったのは、こちらの動画を見たから。

メンタルコーチの平本あきおさんと作家の山崎拓巳さんのセミナーなのですが、このセミナーでの山崎拓巳さんの振る舞いがすごいのです。

何がすごいかって。

セミナー内容のメインは平本さんなのですが、山崎さんが上手い間合いで合いの手を入れて会場の空気を変えているんです。

表情や動きでコミカルさを出したり、相槌で「おぉ」「あぁぁ、そっか」「わかるぅ」など緩急をつけたり。

あとは、ちょこちょこ笑わせにかかる。

平本さん「質問の力って7%にしか作用しないんです」
山崎さん「質問は7%。これテストに出ますよ」

こんな感じでサラッとひと言だけ挟んで会場を笑わせるシーンがいくつもある。さらに平本さんが自然にやっていることを言語化してすごさを分解して伝える役割もしている。

もちろん、平本さんも話すプロなので、セミナーはすごく興味深いし退屈しないのですが、山崎さんが入るとさらにエンタメ性が倍増して、平本さんもいつもよりノリにのっている感じがします。

上手な合いの手が入ると、講演者の力がふだんの何倍も引き出され、聴衆としても集中力を保ったまま、内容が浸透しやすいリラックスした状態のまま聞けるのがよくわかります。


この動画を観ていて思ったのが、自分が山崎さんのように話すのは無理だけど、あんな感じで合いの手を入れてくれそうな人はいるぞということです。

みなさんの周りにもいるかもしれませんし、自分がそうだって方もいるかもしれません。

もし自分がそうだってことなら、誰か話せることはたくさん持っているが、いまいち人まで話すと輝けていないみたいな人をサポートして回ったらめっちゃ喜ばれると思います。

さすがに山崎さんのレベルでうまくやるのは難しいとは思いますが、僕としては話し手より動きや表情で人を笑わせる面で強ければいいんではという感触です。

少なくとも僕はお金を払ってでも自分が講演するときがあればお願いしたいと思う友人が2人は浮かびました。

いかがでしょうか?

何か参考になることがあれば幸いです。

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