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闘病はきらいです

2~3日前から明らかな血尿が出始めた。

2月9日(土)
 市内の泌尿器科クリニックに行った。
 この医院で過去2回尿管結石の手術を受けている。
 その2回目は転院(日赤)して体外超音波で石を破砕。
 あれから12年位になるが、家から近いのでまたここに来た。
 ここの診療医は3人。
 そのうちの一人に今回診察してもらった。開院以来の医師だと思う。
 やせ形の医師で、話し方・接し方が高圧的。
 まずもって丁寧な説明に欠けている。そういう性格を自覚しながらも直せないタイプの人物と思う。
 一番いけないのはデスクを挟んでの問診・説明であり、まるで学校の職員室に呼ばれて先生に怒られているような感じがする。
 肛門に指を突っ込まれたり、エコーやらCTやらで検査を受けたが「石は見つからないので、来週に膀胱の内視鏡だ」
 採血を4本とられて帰った。1万3千円くらい。
 ここの病院は過去の例から察するに、不必要と思われる検査をする。

 しかし、3日後に黄疸になる。
 この時にすぐ「これは泌尿器系の病気じゃない」と私は直感した。
 膀胱検査まではまだ日があったが、すぐに行って診てもらった。
 また同じ医師。
 医師は血液検査結果票を突きつけて「なんだ、この肝臓の異常数値は!?黄疸は当たり前だ」
 まるで「なにをここまで放っておいたんだ」みたいな言い方だ。
  血液結果票を渡されて見たら、肝臓機能のいろんな数値が素人目にも桁外れという感じ。「自己管理がなってない」みたいに言われても患者には身体のどこがどうなっているのか判るわけがない。それまではとても健康体で疲れ知らずで働いていたのだから。
「前回転院したところの日赤を紹介してください」そうお願いすると、先生は一瞬嫌な顔をされたように思う。『なんだ、うちじゃだめだと言うか?』みたいな感じだったが、すぐに日赤に電話してくれた。日赤は午後の受診が無い日だったが「救急医療部への電話が繋がらなかったが、消化器内科の○○部長に連絡が取れたのでMRI画像と紹介状を持って今すぐ行ってくれ」
 この日の午後は患者数も少なかったせいか、文書処理も早く待たずに日赤に行くことができた。素早い対応には感謝したい。
 このクリニックは先生方の技術は確かかもしれません。でも、初診の時点でオシッコの色を目視すればビリルビンが出ていると判るし、診察室で目や肌を触診すれば黄疸の症状が疑われると診断出来たはずだ。
 机上のパソコンばかり、結果票ばかりで診る、という行為は診察ではないと思うので、わたしは好まないクリニックの一つである。

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