【初心者向け】グラフ作成ツールIgorの使い方

Academic groupの廣瀬です.

本日は,グラフ作成ツールであるIgor Pro8の使い方をまとめていきます.

Igorは,グラフ作成に利用できるソフトフェアです.
使用には,数万円のライセンス契約が必要になりますが,エクセル以上に綺麗なグラフを作ることができます.
大学院生や研究者の間でよく使われています.かなり高額なものになりますので,お金が無い研究室などでは,「使いたくても使えない」という話はよく聞きます.

それでは,早速Igorを使用していきましょう.


①超基本な図を作る

まずは基本的なグラフから作っていきます.
データは以下を使用しています.

図1

実際にグラフを作る過程は以下の動画を参照してください.


②2つのy軸がある図を作る

この章では,x軸に対して,左と右に2つのy軸が存在するようなグラフを作成します.
データは以下を使用しています.


図2

実際にグラフを作る過程は以下の動画を参照してください.



③ 三成分系の三角図を作る

この章では,三成分系の材料に関する特性値も含めた三角図を作ります.
データは以下を使用しています.

図3

実際にグラフを作る過程は以下の動画を参照してください.


④ アレニウスプロットを書く

本章では,アレニウスプロットを書いていきます.
データは以下を使用しています.


図4 アレニウスプロット用のデータ(イオン導電率)


図5 bottomとtopを合わせるためのデータ

実際にグラフを作る過程は以下の動画を参照してください.


⑤データをロードして,X線回折図形を書く

本章では,X線回折図形を書いています.

実際にグラフを作る過程は以下の動画を参照してください.


⑥ マクロを使ってデータの読み込み+作図

本章では,マクロを使ってデータの読み込み+作図しています.
マクロは,様々な設定や作業をマクロとして保存しておくことで,図の作成などを自動的に行うことができます.

実際にグラフを作る過程は以下の動画を参照してください.


いかがだったでしょうか.
少しでもIgorの使い方を理解してもらえたら,幸いです.
今後も,大学院生や研究者の役に立つような色々なnote,動画を配信していきます!

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