NPOから企業へのご提案

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NPOと企業の協働がさまざまなレベルで増えている(ように思える)なかで、協働のためのプレゼンやコミュニケーションの機会をいただけたときに、どのようなことが必要でしょうか。

行政の場合は、いまは随意契約はほとんど見かけず、企画競争や価格競争(こちらは弊害もかなり出ているとか・・・)がありますので、一定の枠組みや予算、諸条件をもとに申請やプレゼンをしますが、特にそういった枠のないなかで、企業のご担当者にお話(立ち話を含む)をされるというのが一般的かもしれません。

僕自身も企業のご担当者と話をするなかで、どういったものが「困る」「悩む」「断る」につながりやすいのかを聞くことがあります。協働が現時点で実現されなくても、悪い印象は残したくないですし、たまたまタイミングの問題もありますので、せっかくいただいた機会は大切にしたいからです。

1. 企業側の実情は無視/考えていない

 CEOや社長、意志決定権を持っている個人とお話する場合は異なるかもしれませんが、どの企業にもビジョンやミッション、社是など大切なものを持っております。大きな企業はCSRレポートなどを出されているか、Webサイトで発信しています。
 これをまったく読むことなく話をされるのが困るそうです。これは企業に限らず、一般的なコミュニケーションでも同じだと思います。別件ですが、視察などに来られるとき、既出の情報を改めて聞かれると、「時間がもったいないなぁ」と思いつつ、深堀できずにタイムアップとかもあります。

2. 何を欲しているのかよくわからない

 お金の話はしづらいかもしれませんが、プロボノ的に人材資源を提供いただきたいのか(この場合は専門性を含む)、場所の提供なのか、いいづらいかもしれませんが、お金の話はしづらいかもしれまえsんが、最後の最後まで話がでないまま、「よしこれでいけるか」と思ったところで、いきなり新しいニーズや変更があるとご担当者も困ります。

3. 企業側のニーズも聞いて欲しい

 企業のご担当者としても、多かれ少なかれ、自社にとってNPOと協働してよかったと思うポイントがあります。そしてご担当者のみならず、上司や部下、同僚、株主など多様なステークスホルダーがいますので、短期的に利益を求められることはほとんどない(僕の経験的に)ですが、協働するプロセスや協働した結果として「こうなったらいいな」というのはお持ちです。
 しかし、非営利組織が相手になりますので、ちょっと聞きづらい、お願いしづらいところもあるかと思います。その意味で、失礼にならない程度というのは前提ですが、NPO側から率直にお聞きするとご担当者も安心されるかもしれません。

ここらへんはまた深掘りしつつ書きたいなぁと思います。

http://gooddo.jp/gd/group/sodateagenet

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