【双子生活】潮干狩りに行ってみたけど、まったく狩ることができず、夫婦で双子を抱っこしながら海で立ち尽くす苦行

友人からGWのお誘いがあり、初めての潮干狩りに行ってきました!

金田海岸 潮干狩り

渋滞を避けるため、朝5時に起きて準備を開始。21:00には夢の世界に向かう長男(6)が起きる毎朝起きる5:30の世界をさらに早めた新境地。ここぞというときは意外と起きる僕ですが、5:16に起きてきた長男は「4:50には起きていただんた」と言い張って聞かず、ファンタジスタ次男(4)は、いつもの通り「夜行性だから寝てない」と訴える始末・・・。いや、どっちでもいいんですけど、順調に起きてくれてありがとう。

双子(2)を起こし、簡単に朝食を取って準備をする。初めての潮干狩りで、「潮干狩り」という言葉はわからなくても、「貝の取り放題」という魅惑の言葉が男児四人をドキドキさせるには十分です。誘った近所のお友達も合流し、車内は男児5名の騒音地獄。

アクアライン周辺で少し渋滞したものの、順調に現地へ到着。まだ足元まで波は来ており、3時間後に始まる潮干狩りを待ちきれない男児をなだめすかしながら、その時を待ちました。

10分に一回はいただく「まだぁ~」の言葉を丸め込みながら、「お腹空いたぁ」のリクエストに菓子パンで餌付けし、陸地で振り回す潮干狩り道具が凶器に変わらないよう注意を怠りません。

そしてついに開門の時間となり、日焼け止め、帽子、タオル、水着、潮干狩りセットを備えた長男、次男、お友達は海に飛び出しました!僕はビビる三男を抱え、妻は同じくビビる四男を抱え、貝が埋まっていると目されるエリアに向かいました。

しかし、気温22℃前後という絶好の気候と思わせながら、当日は強風というか、豪風。どれくらい強い風かと言うと、建物に挟まれた場所だと、長男や次男が走っても、風に戻されかけるくらい。双子を抱えて歩こうとすると転倒の危険性を感じるくらい。それくらい風が強く吹いていました。

長男とお友達は少しずつ貝を発見し、テンション高め。次男は・・・ファンタジスタ次男は固まっている。想定外の風に身体が持っていかれそうになったのか、座り込んで固まる。一応、右手で貝を探すそぶりは見せるものの、砂上に散乱する貝殻くらいしか触れない程度に。

僕は左手に三男を抱え、右手に荷物を持っていただが、動けない。妻を見ると動けない。二人で海に立ち尽くし、恐怖に支配されている双子を抱えるので精一杯。だんだん左手が痛くなってくる。

これで転倒でもしようものなら、ひとつの貝も獲得できないまま終了となる。あきらめたらそこで試合は終わってしまう、そんなことを想いながら、風が止むのを待つだけ。完全に修行。

そのとき、痛みを伴い始めた左手で三男がまさかの就寝。「おいおい寝ちゃったよ」と言おうとしたところ、妻に抱えられた四男も寝てる・・・。朝が早過ぎがのか、車中でテンションが上がり過ぎたのか。熟睡。ここは海上。強風は止まず、次男は固まったまま。

そして次男が音を上げる。「寒いから帰りたい」と涙する。仕方がないので、妻が四男を抱えたまま、次男と陸地へ。潮干狩り開始から30分も経ってない。それから10分ほどして、覚醒した三男を海に立たせてみる。

だめだ、手を放すと強風で倒れる。左手で三男の身体を支えながら、三男に獲得した貝を入れる網を持たせ、なんとか右手で土を掘り起こす。「あるある!」というくらいゴロゴロ貝がある。

長男とお友達を召喚し、次を起こしていったところに出てきた貝を獲らせる。「あった!」「あるよ!!」と、さすが6歳になると頼もしい。笑顔で貝を集めていく2人と、完全に立ち尽くす三男。その三男が持つ網に貝が投げ込まれていく。

そのとき、突風に煽られた三男が転倒。左手で抱えきれず、海にべしゃ。泣く。「帰る・・・」。ということで、長男とお友達はママ友に預けて帰還。潮干狩り開始から45分程度。

陸に上がって身体を温めているところで、長男とお友達もギブアップ。寒いということで、潮干狩り終了。

それでも彼らには十分なくらいの貝が手に入り、一応、潮干狩りっぽくはなったものの、次男と双子にとっては荒行な一日でした。

これで帰宅してしまうとつらい思い出になりかねないので、お風呂に入っていくことに。僕は男児を担当しましたが、なんと温泉なのに流れるプールばりのお風呂に、長男、お友達、次男は泳ぐ泳ぐ。ものすごく楽しそう。

その後はバイキングにも。ものすごい量を食べる。もちろん、帰りの車は爆睡するわけですが、無事に自宅に貝とともに。

「潮干狩りどうだった?」と夜に聞いてみると、「お風呂が楽しかった!」ということで、大満足の温水プール的お風呂だったようです・・・。双子は「アイス食べたよ!」とバイキングにご満悦。

たぶん、僕らは潮干狩りに行ったと思うのですが、どうもプールとバイキングにいった記憶になっているようです。おそるべし、子どもたち。

本日、砂抜きと塩抜きをして貝のお味噌汁と、貝のパスタを作りました。自分たちが取ってきた貝、大好きな貝料理にご満悦な様子。ファンタジスタ次男は貝の大半は自分が取ったということになっている。

そして、砂抜き・塩抜きからの貝料理を作ってみた僕は、貝が食べれないので貝なしパスタと貝なし味噌汁を食しました(おいしかった)。

双子(2)が半分パニックの、半分寝ていた潮干狩り。何を準備すればいいのかがよくわかり、大変勉強になりました。どこまでも続く青い海の真ん中で、強風に煽られながら双子を抱えて立ち尽くす夫婦の絵、それはそれで苦行であり、精神と時の部屋に入った、と思うことにします。

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