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【双子生活】駆け上がれ、滑り台!!双子の挑戦と長男のやさしさ、そのときファンタジスタは!?

子どもの体力は底なしという理解でよいでしょうか?

おやつを食べ終えた男児四人、このままさらっと寝かせつけまでを描いていた僕にとって、「ねー、あーそーびーに、いーきーたーいー」の大合唱が背中から聞こえます。

聞こえないふりをします。外、寒いし。

しかし、バラバラのコールが絶妙な音色を奏でたとき、「よし、行くか!(仕方ないので)」

ただ、時間も時間なのでちょっと近場の公園へ。僕が乗り気でないときは、できるだけ双子(3)も自力で遊べる遊具が多いところが鉄板。勝手に遊んでくれないと困るわけです。

フリスビー二枚とサッカーボールを持って、いざ公園へ。最近、学校で上級生とサッカーをしているらしい長男(7)とボールを蹴りながら、時折、彼ができない技なんていれちゃっているところ、

双子が目を付けたのが滑り台。はしごを上り、ちょっと急なので滑り降りられず、呼び出される。サイドから手を握って滑りフォローをすると、「俺も―」ということで、逆サイドに。だんだんタイミングがそろってきて、二人同時に「てーつないでー」

無理。

ファンタジスタ次男(5)は、目視するのも難しい遠い向こうの方で走ってる。何を追いかけているのか、何のトレーニングかわからないけれど、走ってる。あっ、こけた。

そんなファンタジスタを追いかけて双子も向かうが、全力疾走で逃げ回り、双子が泣き出し、なぐさめにいく。案外優しい。

そしてまた逃げる・・・

すると、双子の問いかけに、長男も次男も滑り台へ。当然のことながら、普通に滑っていればあきてくるので、逆走。他に子どもがいなかったので、放置していると、結構急こう配なため、長男でも滑り台の端っこをつかまないと登れない。

当然、大人としてやるべきことはひとつ。助走をつけて手を使うことなく、一気に駆け上がる。男児四人の尊敬の眼差し!

すると、長男が二回だけ端っこ掴んでいいルールを作る。こういう「ルールを作る」という行為は、遊びの中でも重要だと思っています。ルールに従うのは重要だけれど、ルールメイクすることはもっと重要なので。何事も経験。

このルール、当然のごとく、長男はそれによって登れるようになります。ただ、さすがの次男も登ることができず、双子は言わずもがな。途中で滑って両手が上に伸びた状態で滑り落ちていく。漫画みたい。

この寒空のなか、草履と靴下を脱ぐ人物がいる。そして一気に駆け上がり、一言「足がつめたいー」。

なぜかちょっと怒っている意味がわからない。

双子も靴と靴下を脱ぐも、あがれない。ただ、次男と自分たちは同等だという思い込みから、何とか這い上がろうと努力をする。右側に三男、左側に四男。端っこをつかみながら懸命に頂を目指す姿は、ちょっと感動する。

登れる長男は高見の見物。懸命に登る双子。そして、ニヤニヤと上から双子を見下ろす次男。

滑り台の滑る部分に対して90度に身体を横たわらせ、そのまま転がる!!

がこーん。

中腹部にいる双子を蹴散らし、巻き込み、滑り台を降りる。その様子はさながらボーリングのピンを弾き飛ばす、縦のスピンがかかったボール。

弾き飛ばされた双子は同時に泣き出し、「ぱーぱー」とこちらに駆け出してくる。しかし、裸足のため痛いのかこける。かわいそう・・・

二人を抱きしめていると、その間に再び滑り台に登ったファンタジスタは、長男に駆け上がってこいと挑発する。

そして・・・

長男の無視!

というか、何をするか悟っているので登らない。

嫌気がさしたのか、ファンタジスタはピンなきレーンを走るボールのように、滑り台を横になって滑り降り、そのまま飛び出し、身体を打ち、痛みでむくれてめちゃくちゃ面倒くさい人間に。

現場からは以上です。

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