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よみきりっぽいもの

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創作小説・よみきりっぽいものまとめ。今のところ「カフェ特集」です(笑)
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【アレ】に手を出した

いつも、このサイトをチェックしてくれている君、ありがとう。 ここのサイトでいつも作品を読んでいる君なら なんとなく気が付いているんだろうけど ついに、【アレ】に手を出してしまった。 そのことについて告白しようと思う。 わかるよ…ディスプレイの前で、いま君は悲しい顔をしているんだろうな。 だって、あれだけ【アレ】は嫌だなどと書いてきたのに… でも、ここによくきてくれる君だからこそ伝えたかった。 わかってほしい。 ◇    ◇    ◇ ある時を境に、ぼくは空っぽに

ほんとうにあったら怖い話

俺は、東京都内で喫茶店をやっている。 とはいっても、喫茶店経営は俺の本意ではない。ここは、親父が定年退職後、ズブの素人なのに突然「こだわりのある喫茶店をつくる」といいだし、作った店だ。親父は自分の夢をつめこんだ店がいよいよ開業するという時、ぶったおれてそのまま他界してしまった。開業にあたっては親父の退職金の大半がつぎ込まれていたし、物件を買うために銀行からお金も借りていた。逃げるわけにもいかず…急遽、俺がこの店を引き継ぐ形となったのだった。 競争相手が少ない地域だったこと

Kカフェで会いましょう

ふと、頭の中にぼんやりとした映像が浮かんだ。 幼い時に観ていたテレビ番組の記憶なんだけど。 あれは…たしか、ゲームだ。 ゲームを紹介する番組。 あ~この番組名なんだったっけ? 司会は…眼鏡をかけた髭のおじさんで… ニンテンドーのソフトを紹介する番組かな? ちがうな? 番組内容がちゃんと思い出せない。 スタジオでスポーツ対決したり、子供の特技を比べっこしたり…変なコーナーばかりが思い出されて、肝心のゲームのコーナーが全然思い出せないぞ。 あれは…なんていう番組だったかな