クエ

気になったモノ・コトなどを自由に発信中。

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最近の記事

忘れられない先生

忘れられない先生の一人が、大学のゼミ担当の恩師だ。 先日、押入れの奥から段ボール箱が出てきた。 開けてみると、大学の校章入りのレポート用紙や卒論発表会で使用したOHPフィルム、文献コピーの束などが入っていた。大学の卒業論文の関連資料一式だ。約1年かけて集めた資料で、ボロボロになるまでイヤと言うほど読み続けたものなのに、四半世紀以上経ってしまった今、読んでも全く思い出せない内容のものばかり。 念願かなって希望する研究室に配属され、「理論と実験の両方ができる」という理由で希望

    • 居心地の良いお店

      週1で通っていたお店がある。 最低で週1と言った方が正しいかもしれないくらい、頻繁に通っていた。通い続けていたので「ごはん屋さん」的存在だけれど、本当はなに屋さんなのかと今さらだけど調べてみたら、「鳥と日本酒」のお店だった。 ちょっぴり残業のときもガッツり残業のときも、いつものメンバーが揃った日には、仕事のキリがついた順に店に行っていた。 職場近くという立地的なこともあったけれど、本当に美味しいとしか言い表せないお料理と、絶妙なセンスで勧めてくれるお酒。そして、こじんまりと

      • 走るだけのドライブを卒業した

        この春達成したいこととして掲げた「走るだけのドライブを卒業したい」を、無事に達成することができた。 ひたすら練習として走り続けた6ケ月。そろそろ誰かを乗せて走ろうかなと思った矢先に、立候補してくれた人が現れた。 我がまま運転手は、調子に乗って条件を出してみた。 1、 車に乗ったら、運転手に話しかけない 2、 雨天順延 3、 お店に寄るか寄らないかは、駐車場次第 ありがたいことに、3つの条件をのんでくれた。 一応、条件にはそれなりの理由がある。 1の理由は、運転に集中したい

        • 忘れられない掛け声

          中学生のとき、バトン部に所属していた。 中学を卒業してからバトンを握っていないので、もうバトンをクルクルと回せないし、私もクルクルと回れない。そもそも不真面目な部員だったから、バトンとポンポンを使ったことしか覚えていない。振付の内容も使っていた音楽もいっさい覚えていない。 そんな私だけれど、忘れられないシーンがある。それは、夏の合宿での出来事。 練習で山道ランニングをしていたときに聞こえた、他校の掛け声。 私達の前方を走っているのか川の向こう側を走っているのか、姿が見えな

        忘れられない先生

          大学野球観戦にハマった

          今は、野球世界一を決めるWBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)真っ只中。 だが私の中で野球と言えば、なんと言っても大学野球だ。 甲子園という舞台を目指して白球を追いかける、深紅の優勝旗を目指してグランドとスタンドが一丸となる、そんな同世代の球児たちを応援しているうちに、高校野球観戦の楽しさを覚えた。 大学生の春、休講で空き時間ができたとき、学校近くの球場で偶然にも大学野球の試合をしていることを知り、観戦に行った。 すでに試合は始まっていたが、平日という

          大学野球観戦にハマった

          不正利用されたクレジットカード

          クレジットカードが不正利用される、そんなことは自分には無縁のことと思っていた。 海外旅行に一人で行くけれど、事前に下調べをして「怖い」「一人歩きは危険」などの投稿があったら、その場所の名前などをメモって絶対に近寄らないようにしていた。どんなに魅力的なカフェがあったとしても。(カフェ好きには辛い決断です) それほどまでに用心深く行動しているけれど、数年前にクレジットカードを不正利用されたことがある。 そのことに気がついたのは、2週間の海外旅行から帰国して数日後にショッピング

          不正利用されたクレジットカード

          お気に入りのアロマランプ

          疲れたときやなんとなくモヤモヤするときは、アロマキャンドルや、お香、香水など香りの力を頼ることが多い。 なかでも最近よく使っているのが、アロマランプ。私が使用しているアロマランプは、本体上部の受け皿にアロマオイルを垂らし、加熱することで香りが広がる仕組み。 お気に入りのポイントを簡潔にまとめると、「充電式」「受け皿式」の2点。 1つ目の「充電式」の良い理由は、火を使わないところと、使う場所を選ばないところ。 キャンドル式は、火を使うので注意が必要になる。また、キャンド

          お気に入りのアロマランプ

          懐かしの曲①~Teddy Bear

          部屋を片付けていたら、CDケースに入ったままのCD数枚が出てきた。 懐かしい物や存在自体も忘れていた物などついつい見入ってしまった。 そのうちの1枚、エルビス・プレスリーをかけてみた。 わたしがプレスリーにハマったのは、大学生のとき。 友人とご飯を食べるために街を歩いていたとき、偶然すれ違ったクラスメイトに誘われるがままに、その子のバイト先までついて行った。 ついたお店はなんとライブハウス。バンドの生演奏と、それに合わせてステージ前で踊る数人のお客さんと、で大盛り上がり。

          懐かしの曲①~Teddy Bear

          走るだけのドライブを卒業したい

          昨年、30年来のペーパードライバーを克服した。 今春の目標は、ズバリ、車をお店の駐車場に止めること。 昨年の夏にペーパードライバースクールに通い、講習が修了した翌週に納車。最初の頃は、朝活と称して、5時ごろに家を出て、約50分間ひたすら走る練習。早朝の道路は何台もの大型トラックが端に駐停車しているけれど、走っている車の台数が多くないので、運転に慣れるという目的にはちょうど良かった。 運転そのものに慣れたので朝活を終了し、交通量が多くなる昼間に、少し大きい公園まで、と時間と

          走るだけのドライブを卒業したい

          文通クラブの思い出

          トップページに表示された「部活の思い出」の文字を見て、ふと小学生の時のクラブ、文通クラブに所属していた時のことを思い出した。 文通という言葉自体があまり聞かれなくなって久しいが、国際文通習慣にちなむ切手が郵便局で発売されているのだから、まだまだ使える言葉だ。 6年生の4月に転校生として通い始めた新しい学校には、文通クラブがあった。それまで通っていた学校には無かったクラブなので、何をするのだろうという素朴な疑問と、ちょっと珍しいクラブという好奇心とから入ってみた。 日本全国

          文通クラブの思い出

          私の珈琲時間

          トップの画面に『珈琲時間』の文字が見えたので、私が毎日飲んでいる珈琲の時間のことを思い返してみた。 一時期よりは減ったけれども、コーヒーを毎日2~3杯は飲んでいるので。 豆の種類にこだわりはないし、メーカーにもこだわりがない。 選ぶ基準は、フルーティーよりはしっかり、浅煎りよりは深煎り、と大まかに決めているだけ。飽きっぽいけれどハマったらとことんハマる、という自分の性格上、深入りしないようにセーブしているということもある。 ただ、毎日同じ味を飲み続けるのは正直飽きる。 幸

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          3本の薔薇

          通りがかった花屋さんで、真っ赤な薔薇の切り花を見かけた。 植木は枯らしてしまうことが多いので、いつも見るだけで素通りしている。でも何故か無性に欲しくなった。殺風景なテーブルに、真っ赤な花を飾りたくなった。 「切り花は土植えとは違って、いずれは枯れるもの。誰が活けても、枯れるもの」とブツブツ言いながら、1束購入。家に着いて花瓶に挿したら、ドンヨリしていた部屋の空気が、パッと明るくなった。 と、ココで終わりにすればよかったのに、薔薇の花言葉が気になって、調べてみた。 本数によ

          3本の薔薇

          趣味さがし

          苦手なもの、という言葉で真っ先に思い浮かぶのが「自己紹介」。 自己紹介の多くは、初対面の人に、名前や趣味、ときには仕事など経歴を簡潔に説明することと思う。趣味もないし、特に夢中になっていることもないので、「趣味やハマってることは、特にありません」という。 自己紹介をしたときに困ったというわけではないが、ふと趣味を作りたい、夢中になれる何かが欲しい、そんな思いが、またまた沸いてきた。 こんなこと、何度目だろうか。。。 深入りするまではいかなかったけれど、習いごとなどは、まぁ

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          <25>手料理を振舞った思い出~から揚げ

          外国人の友人から、「和食を作って欲しい」とリクエストされたことがある。 「了解。今度ね」と、軽い気持ちで引き受けた。 「日本人がいつも家で食べているものを、両親に食べさせたい」という友人の願いで、私に白羽の矢が立ってしまった。 友人は、日本に興味があるので、何でも大丈夫。問題は、友人のパパとママ。パパは好奇心旺盛だけど、食通で味に厳しい。ママは味に比較的寛容だけど、ダメと思ったら一口も食べない。という事前情報をもらい、肉・魚・野菜などの希望は特にないとして、メニューは一任され

          <25>手料理を振舞った思い出~から揚げ

          <24>自転車の思い出

          語学留学生として異国で生活していたとき、自国に帰る友人から自転車を譲り受けた。 留学生から留学生へと長年引き継がれてきたであろうその自転車は、錆こそ出ていなかったけれど、ブレーキがかかりにくい、タイヤの空気がすぐ抜ける、チェーンが外れやすい、あちこちのねじが緩みやすい、などなど不具合だらけ。「買った方が安かったかもね」と自転車屋の人に言われるほど、何回も修理しなければならなかった。 修理に時間もお金もかかったけれど、悪いことばかりではなかった。今までの電車とバスで移動する

          <24>自転車の思い出

          <23>ご当地グルメの思い出③~Kölsch

          先日スーパーで買い物をしていたら、ビールのPOPが目に飛び込んできた。 某社のビール、「本日、数量限定発売」と。 「ビールといえば黒ビール」というくらい、クセのある味が好きだった。 けれど、たくさん飲んだビールといえば、間違いなくKölsch(ケルシュ)。 ビールということばで思い浮かべるのも、Kölsch。 Kölschとは、ドイツのケルン地方で伝統的に製造されているビール。 ケルンにいたときによく飲んでいたから、という理由ではない。 たまたま入った店で、「ちょっとだけ

          <23>ご当地グルメの思い出③~Kölsch