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◇魔女と過ごした7日間 / 東野圭吾◇


とにかく暑くて図書館に行くのをお休みしていたら、ちょうど台風の影響で少し涼しくなった土曜日に、4月に予約していたこの本の用意ができたとメールが来たので取りに行ってきました。

予約時は所蔵数7冊で187番目だったのですが、現在は20冊で、まだ293件の予約となっています。すごい人気ですね。

今回は、中学3年生の少年が、紐なしのけん玉を操るラプラスの彼女に出会うところから始まります。彼と親友の夏休みの冒険物語といった感じなのですが、今時の中学生ってこんな感じなのでしょうか、私の感覚では高校生のようです。でも、彼らはあと3年もしたら18歳で成人。スマホやパソコンを持ち、インターネットでさまざまな情報を調べることが出来るのだから、私の頃とは大違い。そして、警察もDNAとかAIとか、ひと昔前とは大違いなんですよね。でも、体質そのものは結局変わっていないけど…。

今回も映像が目に浮かぶようで面白く、やはり、一気に読んでしまいました。「AIごとき」と言い放つ彼女のシリーズが、もっと続いて欲しいと思うのでした。

書き忘れたのですが、主人公の少年、私と同じ誕生日なんです。そんなご縁があったものだから、「陸真(りくま)君、今後もいろいろ大変なことがあるだろけれど、しっかり頑張って暮らしてね!」なんて思っちゃうのでした…。

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