見出し画像

#61 自転車でまわる🚴‍♀️埼玉・栃木・群馬

といっても、埼玉県と栃木県と群馬県を自転車で周遊してきたわけではありません。(そんなこと無理〜!)
この三県の県境がある渡良瀬周遊地に行ってきました。

ここに来たのは初めてではなくて、以前車で2回ほど来たことがあります。私は運転できないので、「車で来た=彼とデート」ということになりますが、何を好きこのんでまた思い出の地に来てしまったのかというと、やっぱりここが素敵な場所だから❣️
ほんとだったら、2人で周遊地をサイクリングして三県境を見て口コミの高い気になるレストランでランチして…という計画でしたけれど。
残念ながら行く相手がいなくなってしまいましたが、行きたいところには1人でも行きます!それがソロ活!!

1年近く公共交通機関でローカルな場所にお出かけしていると、鉄道での移動もすっかり慣れたものです。今回のアクセスは、
最寄り駅➡️栗橋駅(東武日光線乗り換え)➡️板倉東洋大前駅

遊びに行くのに便利な東武日光線
群馬県の板倉町というところに東洋大学の板倉キャンパスがあります

本題に入る前に、この駅についての情報を少々…
日曜だったこともあり、駅構内は閑散としていたのですが、通過した東武日光線の駅と比べて、その広さとゴージャスさにびっくり‼️

ほらほら、すごいでしょ?!😮
駅はこんなにすごいのに、なぜかトイレは和式なんです💦
周遊地側出口の駅の外観
駅の周りはコンビニ含めて何もありません、、、
対して、東洋大学のキャンパスがある側の出口は立派!
商業施設の入った大きな店舗もあります(人影なし)

どう見ても新しいこの駅は、調べてみると25年前(1997年)に、東洋大学を誘致して作られたそうです。大学を誘致するために、県や市や企業などが何十億円も出したそうですが、なんと2年後の2024年には撤退することが決まっています。朝霞と赤羽台に移るとか。
ここだけに限ったことではなく、人口密集地を離れたローカルな場所にキャンパスを作った大学も、少子化の影響か?どんどん利便性の高いところに戻り始めてますね。
板倉町も大学を誘致したはいいけれど、学生たちがいなくなった後の商業施設や駅近隣の学生向けの賃貸アパートはこれからどうなっていくのか?町の先行きが少し心配です…。

さて、渡良瀬周遊地の立地ですが、茨城県を含めた4県に囲まれた場所にあります。

ネットから拾った画像
渡良瀬貯水池は、少し歪んだハート型♥️

とりあえず駅から徒歩3分のところにあるレンタサイクルセンターで自転車を借りに行きます。

蔵造り風のおしゃれな建物「わたらせ自然館」が受付場所
自然館の中に展示されている周遊地のジオラマ。
私が現在いるところが赤い矢印で示した場所。

スタッフの説明によると、あいにくこの日は国体をやっていて、北ブロックは進入禁止だとか。北ブロックというのはちょうどハート型のてっぺん左側の方です。仕方ないので今回は真ん中の橋から下側のコースを走ることにしました。

ミントグリーンの新車😆
ちょっとテンション上がってきました〜⤴️

目的地に行くまで、若干交通量の激しい道も突破しなくてはいけません。サイクリングコースへの入り方がよくわからず、びゅんびゅん飛ばしている車と一緒に命がけで車道を走り・・・
(ちなみに自転車走行レーンはなし)
やっとそれらしき道を見つけてコースに乗りました💦
ちょっと狭い道なので自転車がすれ違う場面は怖いのですが、ほとんどすれ違う事はありませんでした。遠くに見える山並みが美しくて、気分もサイコー‼️

土手なので少し高さがあり、高所恐怖症の私には
(車道側に落ちないか)若干ビクビクしながら走行
なんとか、貯水池に向かう道に入れたー!
やっと平面になり少し安心😮‍💨
そうこうしているうちに、貯水池が見える広い通りに出ることができました❗️
国体をやっている様子
山並みと水、やっぱり最高やね‼️😆癒される〜

そして、1番テンションが上がって楽しかった場所がここ!

北ブロックと南ブロックを分けている中央の橋
写真だと分かりづらいですが、実際この道を走っている時は実に爽快❣️

日曜日だったので家族連れを多く見かけましたが、おばさんが1人でサイクリングして寂しくないかって?
いやこれが意外にも楽しいんですよー♪若い頃だったらどうだったかわからないけど、この歳だからかな?
そもそも今まで、ソロ生活がほとんどなかったから未知の体験でしたが、こんなにしっくりハマるとは❗️
でも、この景色を彼にも見せてあげたかったなぁ〜
自然が好きだから、きっと喜んだろうなぁ〜
なんてことを心の中で思いながら、ペダルを踏み続けました。

貯水池にたどり着くまでに結構時間がかかったので、あまりここでは体力を使わず、予定を変更して次の目的地に移動😅
Google マップでずっと気になっていた三県境!
全国に50カ所近くある三県境ですが、平地で見られるのは数が限られているとか(ここぐらい?)。ちょっとした観光スポットです。

【地図で見る三県境】

目的地へ向かう途中の道…県境越え〜!

通り過ぎてから気づいて、後戻りして撮影💦
地図によると、三県境は「道の駅かぞわたらせ」の近くらしい。
もともとは北川辺町でしたが、埼玉県加須市に吸収合併

割と広い道の駅です。車で来る人は大体ここに立ち寄ってます。
私が前回、道の駅に来たのが確か2019年?まだ記憶が鮮明です。
貯水池は今回がはじめてだったのですが、以前2人で来た道の駅にもう一度来ると、なんとなく思い出して胸がざわざわ、モヤモヤします。

飲食店にも結構人が並んでました。
暑かったからソフトクリームもおいしかったろうなぁー。
2019年に来た時は上に登って展望台から周遊地を眺めました。
今回はもちろんスルー(思い出すから😢)
この場所から450メートル歩いたところに
三県境があるようです。

日傘も持ってなくて暑かったけど、自転車を置いて歩きました。
ほかにも、見学者の人たちが何組か歩いてます。

ぽつんとのぼりが立っている
案内板によると、埼玉県加須市、群馬県板倉町、栃木県栃木市など

そしてこれが三県境!ジャーン❗️

前は草ボーボーの中にあったのを、5年くらい前に
道を舗装して歩きやすくしたそうです。

もう少しわかりやすい画像をネットで拾ってみました。

文字が入っただけですけど😅

この日はボランティアガイドさんが数人いました。国体の影響かなんだか、特別だそうです(普段はいないことが多い)。

ガイドさんと観光客

ここのボランティアガイドさんと、暑い中しばらく立ち話。
埼玉県の北川辺(現在は加須市)含むこの辺一帯は、カスリーン台風の頃から多くの水害に悩まされていて、この遊水地ができたとか。
そこで尽力したのが元政治家の故・田中正造さん。

この人の名前を初めて知ったのは、数年前、北川辺郷土資料館に行った時に関連する展示物があったため。そして館林に行った時も、田中正造記念館を見かけました。
この辺では知らない人はいないというくらい、有名人だとか。
そんな話をガイドさんとしていました(最近は、出かけるたびにガイドさんとお話しするのが常になりました)。

帰りに、ボランティア活動費としてカンパをして、缶バッチをゲット!そして最後の目的地、前から決めていたレストランでランチです。

レンタサイクルセンターのほうに戻ります

時間も午後2時位だったので、タイミングよく誰もいませんでした。
テラス席も素敵ですが、冷房の効いた屋内で食べることに。

ここのオーナーと思われる70代くらいのママさんが、愛想よく気さくな方で少しお話ができました。ガイドさんもそうですが、大宮方面から来たと言うと驚いて、気のせいか親切に対応してくれます😅

ママさんから、彼岸花が見れる丘があると聞いてネットで調べて現地に行ってみましたが、時すでに遅し。もう見頃は過ぎていました。でもそんな些細な交流がうれしかったです。

1人旅も終わり、東武日光線で帰路に向かう

【渡良瀬遊水地のお土産】

記念スタンプと、三県境でいただいた缶バッチ。
板倉町のゆるキャラはうなぎをモチーフにした「いたくらん」だそうです☺️

【旅の出会い】

①サイクリングの途中、渡良瀬遊水地で出会った同年代のおばさま2人組とちょっと会話。別れ際「気をつけてくださいね♪」と何気ない一言に気持ちがほっこり。
②三県境のボランティアガイドさん。まだまだ話は続いたと思うけれど、日差しの強い中の立ち話があまりに暑かったので、途中で切り上げてしまいました。
③レストランの気さくなママさん。

【今回のまとめ】

2022年10月2日(日)訪問
秋晴れの中、広々としたところでのサイクリングは楽しかった❣️
1カ所、行きたいと思ってた場所が想像以上に遠かったので、それはまた別の機会に古河駅から攻めてみようと思う。
レンタサイクル❗️しばらくはこれを有効利用しよう😄

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?