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温浴施設の清潔感について

以前の記事で、大衆浴場は施設の方がそれはそれは大変な工数をかけて掃除をしていることを述べました。

サウナが大好きなぼくにとって、こういった姿勢を持った施設の方には本当に頭が下がる想いなのだが、今回はまた別の話。


①不特定多数の人が利用するような場所に対する抵抗感

昨今のコロナ禍もあってか、不特定多数の人が利用するような場所で、なにかに直に触れることに大きな抵抗を感じるようになりました。

例えばトイレ。

飲食店やコンビニなんか特にそうなんだけど、自分の前にどんな人が使っていたのか、まったくわからない。掃除表が備え付けられているところもあって、「〇〇分前に掃除しました!」みたいな表があっても、とても掃除したとは思えないくらい汚れていることも少なくない。

なのでぼくは、外出先で個室トイレを使用するときは、まず便座、ドアや水を流すとってを、壁にかけてあるアルコール消毒を使って拭くことからはじめます。また、よほどきれいなトイレでないかぎり、おしりは便座につけない。要は空中椅子状態で用を足します。その後は、これでもかってくらい丁寧に手を洗う。

要はこうでもしないと、とてもじゃないけど気が気でないのです。(そもそも外出先で用を足すことがないよう自宅で済ませておくけどね。)

これと同じことが大衆浴場にもいえるのではないかと思います。

基本的には、温浴施設の着替え場所や風呂場などは素足で歩いて移動すると思いますが、こういった共有場所に髪の毛が落ちていたり、床が汚れていたりすると、たちまち気分が萎えてしまう。(だからぼくは、温浴施設にいくときは絶対に靴下を履いていくし、お風呂からあがったら一番最初に足を拭いてすぐに靴下を履きます。)

要は、誰が使っていたのかわからない、いつ、どのくらいのクオリティで掃除されたのかわからないというのは、利用者に大きな抵抗感を抱かせてしまうのではないかと思うのです。

②清潔であることを発信する

ぼく自身、こうやって記事を書くにあたって色々と調べるまで、施設側の人が大変な工数をかけて施設を清潔にしていることを知らなかった。逆にいえば、いくら施設側の方が掃除に膨大な工数をかけていたとしても、伝わらなければ意味がない。きっと飲食店やコンビニだってそうなんだろうな。

だからこそ、『清潔であることが見えるようにする』のはとても大事なんだなと思います。言い換えると『発信』することだ。

うちのサウナはここまで念入りに頻繁に掃除をしています
というのを、大いにアピールすべきなんじゃないかなと思っています。

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