SMアドバイザー

SMアドバイザーの石川浩一です。SMの心理的なメカニズムを解明することで、人間関係の不…

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SMアドバイザーの石川浩一です。SMの心理的なメカニズムを解明することで、人間関係の不満や悩みを解消しようと考えています。

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10分でわかる!日本のSM

はじめに日本において、今では一般的な言葉となった「SM」 簡単に言えば、 Sは「いじめる」側で、Mは「いじめられる」側でしょうか。 SMがなぜ一般的な言葉として、今では万人に受入れらているのでしょう? 人の本質の中に、元々秘めらたものかも知れません。 例えば、 「いじめ」は誰かが教えた訳でもなく、集団生活では必然と発生します。 SMといじめは異なりますが、どちらも人の本質に刻まれたものなのかも知れません。 人は苦痛を嫌うのが一般的です。 「SMは痛いから嫌い

    • 【どうする?人間関係の悩み①】悩みを解決するのではなく解消する!

      人間関係の悩みには、必ず相手となる人がいます。 ・生まれた時点で親や兄弟等 ・保育園や幼稚園、小中高校、大学等では、同級生、先輩、後輩、教師等 ・会社で働けば、上司や部下、同僚、顧客等 ・結婚すれば、配偶者や相手の両親、子、浮気相手等 人間関係の悩みとなる相手は実に様々であり、当然ながら関係性も様々で複雑な場合もあります。 どんな人でも、多かれ少なかれ人間関係に悩まされて生きています。 きっと相手も人間関係で悩んでいるのかもしれません。 まずは自分だけが悩まさ

      • 痴女系風俗でバイトする女子芸大生の意外な才能

        大学の芸術学部に在籍する彼女は、海外留学を目的にバイトを始めました。 バイト先は痴女系のソフトSM店で、痴女や女王様の立場でプレイすると聞きます。 そこで彼女は、「キャンパス男」と呼ばれる客に出会います。 彼女曰く 「色白のぽっちゃりちゃん。会話も少なく大人しい方」 色白の中年デブオタで、体重は130キロを超える巨漢のようです。 キャンパス男のプレイは、持参する極太のマジックで、彼を罵りながら体中に落書きすることでした。 プレイの最後には、落書きされた姿を持参の

        • ムリ・ウザイ・キモイと言う女とブスにブスと言わない男

          「ムリ」「ウザイ」「キモイ」 男性であれば女性から言われれば凹む言葉です。 ムリとキモイは「生理的にイヤ」と嫌われ感があります。 男性としても、その指摘には反論の余地はないよう思えます。 セクハラと同様で、女性の捉え方一つでハラスメントとなる世の中だから仕方のないことです。 ただウザイは、ムリやキモイといった生理的な全否定と異なるよう思えます。 ウザイは、 「うるさい」「面倒くさい」「わずらわしい」等の意ですが、なぜウザイことを男性がするのか考えてみるといいでしょ

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          希薄化する人間関係!本当に「大切な人」に早く気づこう

          人間関係が希薄化していると感じたことはありませんか? 近年では、コロナ禍の影響で直接的な交流が減り、人々はオンラインや短いコミュニケーションで繋がることが増えました。 直接的な人間関係においても、セクハラやパワハラ、モラハラやカスハラ等、多くのハラスメントが存在し、自分の思うことや感じること、言い換えれば「本音」を他人に伝えるのが難しい世の中になったよう思えます。 ネット上では、直接的な人間関係で発言できない鬱憤を発散するかのように、誹謗中傷などの持論が蔓延り、心の奥に

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          M譲として下積みが必要だった昭和のSMクラブ

          SMが日本の大衆文化となったのは、1960年代後半「SMマガジン」「SMセレクト」等のSM雑誌が次々と刊行され、一般の書店で購入できるようになったことから始まります。 その頃のSM雑誌では、Sが男性でMが女性というのがスタンダードでした。 その傾向は1980年代、VHSビデオが家庭に普及する頃まで続きます。 当時のアートビデオやシネマジックといったビデオ製作メーカーの作品を見ても、S男M女の傾向が強いことが伺えます。 バブル期(1986年~1991年頃)には、店舗型の

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          同性の見下す視線に高まる羞恥!彼女が得たものとは?

          SMのイベントショーに出演する彼女は、プロのモデルではなく昼間は建設業の事務を行っています。 小規模のショーでは、ステージ等はなく、吊り場の周りを囲むように席が配置され、観客の目前でパフォーマンスを披露します。 そんなショーに、彼女は無報酬で出演します。 彼女が欲しいのは、お金ではなく観客の視線でした。 彼女曰く 「何の取り柄のない自分が、SMをすることで注目される。 日常生活でこれほど注目される機会は皆無で、ショーは刺激的な居場所」 特に緊縛され吊られると、視野

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          ステレス露出は女性の特権?バレても大丈夫?

          ステレス露出とは、 ステレス(stealth)は、英語で隠密性やひそかな行動を意味します。 よく耳にするのは、ステレス機やステレス兵器といった軍事技術で、レーダーに検知されにくい特性があります。 彼女いわくステレス露出とは、 裸にコートを羽織ること。 買物や電車・バス等に乗車する等、ステルス露出で外出するドキドキ感は堪らないと言います。 露出は、公然猥褻にあたり法に抵触しますが、ステレス露出は、合法且つ少しの勇気で簡単に露出気分が楽しめる「女性の特権」だと彼女は豪語

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          歴史を学びSMを知る歴女!公開処刑は民衆の娯楽

          彼女は心理学を専攻する大学生で、学費を稼ぐためにニュークラで働くキャストでした。 心理学を学ぶきっかけは「魔女裁判」だと語ります。 中世のヨーロッパで発生したモラルパニック。 モラルパニック?と聞き返すと 社会的な不安や恐怖(政治不安や疫病等)が過剰に高まり、民衆がパニックを起こす集団心理だと簡単に教えてくれました。 大学では心理学を学び、それとは別に歴史に興味があり、ネットで調べたり本を読むのが好きだと言います。 歴史は言わば独学で、興味があるのは限られた時代と

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          梱包されたい!物となり心を無にする梱包マニアの彼女

          幼少期の頃、大きなダンボール箱の中に入り、隠れるのが好きだった彼女。 それは幼少期の一時的な衝動かと思われます。 大学に入学し、新天地での一人暮らし、衝動はその時に起こったと言います。 引越しが一段落し、見渡すとダンボール箱の山。 その一つに入ってみたくなりました。 スタンドミラー(姿見)が入っていたダンボール箱。 足を伸ばし仰向けに寝そべることができ、その日はその中で眠ってしまいました。 後日、部屋にあるダンボール箱を処分しますが、その箱だけは処分できなかったと言

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          磔への憧れ!磔マニアの思考にある感情移入

          日本で江戸時代に行われた磔刑。 罪人は市中引き回しにされ、その直後に刑場へと向かい、磔台に拘束されます。 晒し者にされ、最終的には槍で刺し殺す公開処刑です。 海外では、イエスキリストの十字架刑が頭に浮かびます。 昭和においては、 仮面ライダー等の特撮モノで、悪の組織に囚われたヒロインが、磔にされるシーンが見られました。 そんな磔に憧れるのは、当時20代前半のキャバクラ譲でした。 具体的な願望は、 「裸で十字架に架けられ、晒し者にされたい」 刑罰として、最終的に処刑さ

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          「DVできますか?」元彼のDVが忘れられない女の叶わぬ願い

          DVとは ドメスティックバイオレンスの略語であり、今では誰もが知る一般的な言葉になりました。 DVの明確な定義はありませんが、 日本では、主に配偶者や恋人等、身近で親密な関係のある者から振るわれる「暴力」と言えます。 暴力と言うと、殴る・蹴る等の身体的な暴力を思い浮かべますが、DVでいう暴力は身体的な暴力に留まらず、精神的な暴力、性的な暴力、経済的な暴力等、様々な形態が存在します。 「DVできますか?」 彼女の要望は、殴る・蹴る・髪の毛を引く・首を絞める等の身体的

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          傷跡を愛し舌を這わせる~傷跡は個性で尊い~

          傷跡と言っても様々ありますが、その女性が愛するのは、主に手術痕です。 骨折等の怪我や病気で、手術で縫い合わされた傷跡で、手術直後にできたものではなく、時間が経ち完治されたものだと言います。 傷跡は、個人特有のもので、その人しか知らない苦悩の証であり、尊いものと語ります。 特に、好きな男性に傷跡があれば、舌を這わしたい欲求が芽生え、ある種の性癖にさえ思われます。 傷跡は何も肉体に限らず、心の傷も同様に個性であり尊いものと続けます。 ただ、心の傷は見えないので、知った時は

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          【人間関係】リセット症候群と断捨離は異なる?イメージ悪いリセット症候群

          人間関係リセット症候群とは 今ある人間関係を衝動的に断ち切ってしまう行動で、SNS等の連絡先を削除したり仕事を辞め転職を繰り返す等の特徴を持ちます。 ある日、突然と音信普通になり一斉に人間関係を断ちます。 「症候群」と聞くと、病気のように聞こえますが、病気ではないようです。 とは言えネット上では、リセット症候群になる人の性格や行動に関しネガティブな意見が散見され、対処方法や解決方法等が書かれた記事が多く見られます。 扱いとしては、病気の様に扱われています。 人間関

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          人間関係の悩みやトラブルの根底にあるもの!重要なのは自分の役割を果たすこと

          今回のテーマをSMを活用し探っていきたいと思います。 簡単にSMを説明すれば、Sは「いじめる人」、Mは「いじめられる人」です。 SとMは、相反する性質を持つ者の関係性と言えます。 婚姻関係における男女は、相反する異性でありSMの関係性に類似しているよう思えます。 労使関係における労使は、相反する立場であり同様に考えられます。 婚姻関係や労使関係の問題は、様々な事情が絡み、根底にある悩みやトラブルの原因が見えにくい傾向にあります。 婚姻関係等に比べれば、SMは直接的

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          同性婚を認めないのは違憲!パートナーを選ぶ自由と平等とは?

          札幌市を含む北海道に住む三組の同性カップルは、同性同士の結婚を認めていない民法等の規定は、婚姻の自由や法の下の平等を定めた憲法に違反すると主張し国に訴えを起こし、司法は違憲と判断しました。 人間関係において、パートナーは自由に選ぶことができ、人種や性別等は全く関係ありません。 日本の結婚制度は、男女ペアしか認めておらず、更に男女ペアのみが日本の制度上の恩恵を受けています。 主な恩恵を挙げると、 現状、配偶者が扶養に入れば(扶養内で働けば) ・所得税を負担する必要がな

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