障害物競走
ものすごく嫌な夢をみる
一番想像したくないけれど襲ってくる獣は、好きな人が消えてしまうこと
そんなことは考えたくないので宇宙の果てまで追いやる
今朝の夢も嫌な夢
「死んでくれない?」
と母から懇願される夢
夢が本物に思えるリアリティ
現実の仮面はもう私には合わないよ
とっくにそうだっただろう
昨日の夢も嫌な夢
祖母に人生を否定される
今まで賭けてきた自分でも苦しく虚しい決断と過程を経て、ようやく出会えた大切な人
彼女の存在や関係性を踏みにじるものは、血縁者であれ、なおさら、許せない
夢では憤って言葉がつっかえて
現実ではぐしょぐしょに泣いていた
生きるのも死ぬのも、どこで、誰と、自分を形成していくかも、他に委ねたくない
まだ
私は
走れる
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