こんにちは。
世界食べ歩きの思い出シリーズ・その５４はかき氷であります。

アイスクリームやシャーベットは、欧州では手に入りやすいので、あまり心配無いのですが、かき氷はアジア圏の文化なのか、基本的に見つかりません。（日本関連イベントを除く）
需要もいまひとつ無いのか、かき氷機も氷みつもほぼ見つけられず。
基本の氷みつのメロンやいちご、抹茶はかろうじて見つけられても、みぞれとかブルーハワイ等、無いものがとても多いです。抹茶も一般流通販売用のものなので、こだわりがある方には不向き。

そもそも。水が安全に飲める国は大変貴重。欧州でも水道水を飲めない国は意外と多く、オランダでも地域によっては「水が透明？嘘でしょ」と言われることもあるくらいなので、氷を使用したおやつなんて夢のまた夢。童話や昔話などのワインやビールを水代わりに飲んでいたというのは誇張では無いのであります。
お腹が強く無い人は当然、それ以外の方も、水を飲む・使う際は注意しましょう。

写真は伊勢にあるかき氷で有名なお店。削られた氷のきめ細かさとふわふわ感、そして抹茶みつの塩梅が大変素晴らしく、美味でありました。さすが本場（？）。店名を覚えていないのですが、近くを通ったら再訪したいです。
かき氷の感動で道を覚えてないけど、たぶんなんとかなるはず。

長期で欧米に行く予定がある方は、かき氷だけは日本で食してから出発しましょう。
平均的おなか強度のワタクシでも、オランダの水道水（一応透明）をそのまま飲むと体調を崩します。安全と水は、無い事に気がついてからでは遅いのであります。