「猫が30歳まで生きる日」を読んで、猫の幸せについて考えた
猫の不治の病に光を灯すAIM
最近猫飼いの間で話題になっている「猫が30歳まで生きる日〜治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見〜」を読了。
お話は猫が中心というよりも、このタンパク質「AIM」を発見した宮崎徹さんの自叙伝のようなスタイルで、色々な苦労を乗り越えて、ネコ薬の開発まで辿り着いたストーリーが綴られてます。
(余談ですが、海外と比べて日本はしがらみやお金の面で相当厳しい研究環境のようです。新しい研究に投資できない日本の将来心配だな…)
ということで、今のところ治療方法がない腎臓病を改善する薬の開発は、猫を飼っている私達にとっては希望の光なのです。
猫の幸せってなんだろう?
うちのニャンたちにもできる限り元気で長生きしてほしい。
でも心の隅には「うちの猫たちは、このうちに来て幸せなのだろうか?」という疑問がいつもある。
もちろん猫たちは何も答えてくれないけど。
野良猫母さんから産み落とされたのか、はたまたひどい飼い主に捨てられてしまったのか。
どんな風に生まれたのかわからないけど、数ヶ月はお外で生き延びてボランティアさんに保護されて、縁あってうちにやってきたキキとララ。
あのまま外にいたら、もしかしたら悲しい運命になっていたかもしれないけど、だからといって、ずっと外には出られない今の生活をどう思っているのかな?
危険がいっぱいで、ごはんもちゃんと食べられるかわからないけど、自然の中で自由に暮らす日々。
かたや、毎日ごはんが用意されて、安心して昼寝ができる日々。
猫を飼っている人の間でも
「事故や虐待、飢えの可能性のある屋外に出すなんてかわいそう!」という声が今は主流な気がするけど「ずっと室内に閉じ込めておくなんてかわいそう」という声があることも事実。
どちらが幸せなのか。その答えは猫たちにしかわからない。
というか自分たちが幸せかどうかなんて、猫たちは考えたりもしなのかもしれない。
仮に30年おうちでの生活が続くとして、うちの猫たちはどう思ってるのかな。
空を自由に飛び回る鳥たちを、窓から眺めて
「うらやましいな〜」とか「退屈だな〜暇だな〜」なんて思っているのかな。
結局私にできることは
いくら考えても猫たちが幸せかの答えは出てこない。
だったら、私がやれることは毎日自分が猫たちが快適に暮らせるように努力するだけ。
といいつつ、最近はあまり遊んであげられなくてごめんね。
ごはんは穀物フリーのものやヒューマングレードの素材を使ったものを選んだり、ブラッシングはこまめに頑張ってるつもり。
今のところ雑種だからということもあるのか、大きな病気もすることなく4歳まですくすく元気に育ってくれて、毎日癒しを与えてくれて本当に感謝しかない。
いつまでも元気でいてね。
せめてあなたたちが安心して毎日を快適に暮らせるように、私も頑張るね。
幸せそうに眠っている(と思いたい)猫たちをなでながら、そう思うのでした。
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