突然ですが、
私達って、大丈夫だよ、って
言われたいですよね。

大丈夫な証拠が欲しいですよね。

もう一度聞かせて欲しいですよね、大丈夫だよって(…あれ？なんか、好きな歌の歌詞に寄せていってる気が……) 


私達はいつも
そうやって「安心していられるように」
するんですよね。

不安を取り除いて安心を得よう、安心が得られたら今度はそれをなくさないか不安になるので、
それをなくさないために未来に備えておこう。

大丈夫でいたい、安心していたい、
♪それを思うほど遠く感じて(あ、また歌ってしまった……)。


でも。
悲しいお知らせですが、
大丈夫でいたい、安心していたいという希望は、
残念ながら叶うことがありません。

大丈夫でいたい、安心していたいのなら、
大丈夫でいたい、安心していたいが
答えなので、
ずっと、ずっとずっと、
大丈夫でいたい、安心していたい、なんですよ。


あ、じゃあ、あれでしょ？
今安心の気分になればいいんでしょ？
今いい気分でいればずっといい気分ってことよね？

という反応が起こりましたか？


流れとしては
そうなんでしょうね。

文面的にはあってるように思えますもんね。


で、
それでいけるならそれでもいいんではないかと
正直思います。

本気で今安心でいられるなら、もう
そういうことだと思うので、、


がしかし！


やっぱり、
思考による言い聞かせでは
通用しないバージョンもあるわけです。


じゃあどうするかというと
どうこう出来ない、
出来ることなどないのですが、

おかしなことに、
この「どうこう出来ない」というところが、
言い聞かせでは通用しなかったことへの
ヒントになったりするんですね。

今から何かを得ようとするのではなく
(それが思考の働きですが、
得られるものなどないですから…)、
もう既に……
ということがポイントだったりしますね。