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普段私が怒らないようにしていることを、なぜか弟妹に怒るうちの子

こどもたちが寝る前に絵本を読むのですが、最近、6歳の次男が2歳の娘のために用意した絵本を読んでくれることがあります。

今日は林明子さんの「きゅっきゅっきゅっ」という絵本を読みました。
福音館書店から1986年に出たロングセラー絵本です。

お話の内容は…

ぬいぐるみたちと1〜2歳くらいの赤ちゃんが、スープを飲むんだけど上手くできなくて、こぼしてしまうんですね。
それを「きゅっきゅっきゅっ」と拭いてあげますよ。

という感じの絵本です。
それをですね、次男はめちゃくちゃ悪意を持って読むんですよ。

あーーこぼしちゃった!何回目なの!!!って。笑


普段の行動を振り返ってみる

もちろん、そんなことまで絵本に書いていないんですよ。

この絵本はここ数日と、それから次男が小さい時にも読んでいるのですが…「そんなことしちゃダメでしょう!!!」なんて読み方は当然(私としては)した記憶がないですし…

そのとき、確か年少か年中だった長男も、次男に読んであげたりしていたのですが、そんな読み方はしていないんですよね。

じゃあそうなると、

どうせ、普段の食事でこぼした時に、ママが怒ってるんでしょ?

と思われると思うんですが(笑)

私、基本的にものをこぼす行為については、わざとではない限り怒らないんですね。

そもそも、今回のお話のような、上手にスプーンを使って液体を口に運ぶ行為というのは、感覚の発達が伴わないと難しいので、怒ったところでどうしようもないんですよね…

つまり省エネ思考なので、怒る理由が見出せない。

それなら、通っている園の先生は怒るの?と聞いてみると、やはりこちらも同じで、こぼすこと自体には怒らないんだそうです。

だったら一体どこから、スープをこぼす=悪、となってしまったんだろう…?

無意識に刷り込んでいるものはなんだろう

ただその代わりと言っては何ですが…
我が家で、私が厳しく言っているなぁと思うことが2つありました。

1つめは、テーブルの上をきちんと片付けるまでは(特に食べた後)絶対に本やぬいぐるみを置かないで!ということ。

2つめは、食べると汚れるのが前提なので、汚れやすい服を着ている時には上に1枚ナイロンの薄い上着を着て!という決まりにしています。
(園の制服や、発表会や法事などで白シャツを着るときなど)

なので、食べ物で汚れるということに関しては…

汚れる=ママが嫌がる

と、ネガティブな気持ちを受け付けているのかもしれないなぁと思い、それが絵本を読む時に「またこぼしちゃったの!何回目なの!!」などと否定的な言葉になって出てくる…?のかもしれません。

もちろん汚れないように気をつけたり、汚れそうな活動の時には事前に予防策を打って、ポジティブに活動を楽しめるようにすることも大事ですよね。

次男が通っている園では、汚れそうな給食メニューの時にはスモッグを着ることになっています。
それに、年中・年長と大きくなるに従って、こぼしたものの片付けは自分たちでやるという決まりになっているようです。

汚れることも、毎回だと正直、生活に支障がでることもあるけれど。
食事で派手に汚したり、あとは絵の具だらけとか、泥だらけになって遊べるような期間というは、人生において案外短いので。
できるだけ、汚れ=悪いことと刷り込みすぎずに、見守っていけたらいいなぁと思っています。

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