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なんで花屋さんになったんですか?-第2章-

こんにちは、クマケンです。
いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。


昨晩、ふと自分の歩んでいた道を振り返っていたら、だいぶ長くなってしまったため、分割した記事になっています。(すこし内容は割愛して、断片的な話でお送りしております。)

そうそう、昨日の続き.....

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新宿駅の路面店の花屋さんになる
こうして、新卒で駅前についている花屋さんになります。最初に配属された店舗は、大都市新宿駅の西口にあるロータリーに面した花屋。

夏は暑く、冬は寒い、なおかつ新宿駅だから人通りも多い。小さな路面店なので、2人か3人体制で勤務するような花屋でした。  

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農業高校に行っていたからといって、花屋さんに並ぶ切り花の名前で知っているものは、チューリップとカーネーション、バラ、あと何があるんだ?と、意外と知らないものばかり。

そういえば、学生時代に花屋さんって、ほとんど行ったことなかったなぁと、ふとおもいました。

(当時は、20代前半成人男性で、花屋さんに通っている人って少なかったんじゃないかなぁ。)

新宿西口店は、たまたま男性スタッフが多く、質問もしやすい環境。西口店の店長は、すらーっと背の高い美人な店長さん。当時は、覚えることも、作業スピードも遅くて、すごい叱られていました。だけど、僕の成長に1番に期待してくれて、ロッカールームでは仕事のときと違う顔で、サポートしてくれるような人情のある店長。プロやなぁ〜とおもったし、この人のおかげで、今があります。

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僕はもともと造園がやりたかったので、店長にずっと相談していました。店長は、うんうん!やりたいことはやったほうがいいよ。造園の課長と話せるときあったら、話してみたらと親身になって聞いてくれたのを今も覚えています。

店長の花に対する気持ちが、とてもすてき!
店長は、どんな季節でも、このお花知ってる〜?かわいいんだよ〜!と、ピュアに花と向き合っていて、その姿勢が見ていて微笑ましく、かっこよかったです。

あるとき、春の球根花が出回りはじめたころ、自分も店長をまねて、家に持って帰って飾ってみることに。え、ラナンキュラスって、こんな開きかたがするんだ!チューリップって、ぐんぐん伸びてくるじゃん!スイートピーも水仙も良い香り。

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花を飾るって、こんなに心がうきうきするんだって気づきはじめました。

そこから、花を扱う仕事がどんどん楽しくなっていきました!このすてきな気持ちを、みんなに伝えたいと思って、友人にさらっと季節の一輪をプレゼントしたり、お店にいるから遊びにきてよ〜なんて連絡していたころが、懐かしいです。

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そこから月日が経ち、
店長には、お子さんがお腹のなかにいたので、産休に入られます。

数ヶ月後、僕は地下の店舗に異動。また新しい環境で、はじまります。だいぶ花が作れるようになり、大繁忙期の母の日も3度目の経験をして、2年が経つ頃、このままで僕は良いのだろうか?

自分がやりたかったことに対して考える時期に入ります。僕は大学のときに触れたことに活かせているのだろうかと。やはり、店舗にいるのではなく、もっと外の世界に触れたほうがいいのでは?とおもうようになり、大学時代に触れていた地域ブランディングや、地域づくりや街のことを伝えるのことから編集や出版などの仕事に興味を持ちます。

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大学の先生の話を聞いたりして、転職活動をすることに。そこで、先輩の繋がりある会社に話を聞きに行こうとすると、wantedlyというアプリの登録が必要でした。そこで、登録していたら、画面には"花植物好き・webメディアに興味あるかた"という表示された画面が!気になって、ポチッと押したら、会社へ面談しに行くことになりました。これが第2のターニングポイント。

花植物のwebメディア、IT界隈に踏み込むです。

つづく



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