見出し画像

くまのぬくぬく日記⑦

1月2日と3日の日記

【予定通りのおでかけ】

1月2日は私たちの結婚記念日。
市役所に届けを出したのはもう18年前になるらしい。ちなみに市役所がお休みの日に届けをするのは割とおすすめである。休日当番の職員さんしかいない市役所は、受付も裏口から入るのだ。待ち時間もなく、そのまますっとあっけなく届出は受理された。静かな晴れた日の市役所で、私たちは笑い合っていたのだと思う。(古い携帯には写真が残っているような気もする)
毎年2日はどこかに泊まることにしている。場所は都内が多いが、夫が今年は横浜にしたらしい。6月のお誕生日以来の横浜。
私は体調を年末から崩していた。なので、夫と私は行くかどうかで悩んでいたが、数日前から熱は下がっていたので「ホテルでゆっくりしよう」と言ってくれたので行くことにした。家族に申し訳なかったが、みな「大丈夫だよー」と言ってくれた。

【映画館と同じよね】

夕飯は予約したお店に向かうことが決まっていた。それまでは部屋で過ごした。お部屋は私&娘、夫&息子に分かれている。夫と息子は大浴場に行くとのこと。私は読書をしたりスプラトゥーンをした。娘はタブレットでお絵描きをしたり音楽を聴いていた。

テレビモニターが大きすぎて、近くで見ていると頭がくらくらしてきた。しかしながら、テレビから離れるにしても、各ケーブルの長さの限界がある。
私がやっていることに気づいたかすみさんが一緒に少し遊んでくれたが、私はなかなかこのテレビモニターの大きさに慣れず、そのことをLINEで告げたら「わかるよー」と共感してくれた。
映画館ですごく前の席に座るとちょっとつらくなる感じと似てるなぁと思った。

【おいしい夕ご飯とイケメン】

夕ご飯時になる。夫が予約してくれていたお店に向かう。そのお店はたまたま北陸の名物を取り揃えた和食のお店であった。予約したのは昨年のことだから、たまたまのタイミングで少しだけびっくりする。「たくさん食べよう」と家族みなではりきっている。

夫はお酒の器をしばらく見ていた。どうやら器が気に入ったらしい。子供たちはたくさんたくさん食べた。特に息子は白海老の天ぷらが気に入ったようで、もう一品同じものを頼んだ。
子供たちが生まれる以前に、富山に夫婦で旅行したことがある。その時、白海老のおいしさに感動したので、いつかまた家族でも行けたらいいなぁと思った。

私はこの厚揚げが1番おいしかった。
店員さんが佐藤健くんに似ていて、しかも態度は控えめなイケメンであったので、いちいち「イケメンきた」「イケメンだわ」と気づくと連呼していた。
どうやら私の思う日本男子のイケメン像は、佐藤健くんで固定されているらしいことに気づく。
(しかし、イケメンは好きではないことをいつでもあわせて公言してる。私が好きなのはイケオジやかわいいおじちゃんだ)
夫のしめのお茶漬けが海苔まみれで豪華だった。

【ふらふらと帰り道にて】

私がふらふらとしながらも(体調はこの時も思わしくなかった)
写真を撮っていることに気づくとみんなも撮り始めた。変な家族だ。

娘が私を撮っていた。

【餃子が食べたい私たち】
翌日。
2日を終えて、3日は帰るだけだ。
横浜は人混みも多いと思われたので、無理せず街に出ることは断念した。早めの帰宅。
家に帰ろうと車を走らせていたが、途中でなぜか蒲田に寄ろうと盛り上がる。昼ごはんをどこで食べるかを考えているうちに、蒲田名物の羽根餃子を食べたくなってしまったのだ。夫は蒲田に長く勤めていたので、土地勘がある。私もなんだかんだで車で通った時期もあるので、懐かしさはある。
混んでいる川崎を抜けて、蒲田に着く。交通規制が始まりそうだ。そうなんだ、この日はいつも箱根駅伝にひっかかりそうになる。都内に毎年泊まっていると、駅伝の影響を受けざるを得ない。しかし、お昼ご飯を食べたら、ちょうど解除されるような日程であったので、臆せずお店に向かう。

蒲田の商店街はなかなかいい雰囲気なのだ。


私は悩んで中華丼。夫と娘はチャーハン。息子はラーメンを注文。
中華丼が昔から大好きだ。町中華では中華丼がいつも気になる。なんなら自分でもよく作る。中華丼のたれは自分で適当にいつも作る。うずらの卵やかまぼこやキクラゲを忘れずに。たくさん作って次の日の朝もそれで充分である。
久しぶりに来た夫は「餃子が前に比べて大きすぎる気がする!」と言い始めた。餃子を二皿、揚げ餃子を一皿頼んだが、とても食べきれないので、お持ち帰りをすることにした。パックに入れて夕飯のおかずの一品にと、大事に持ち帰る。

今回の記念日は、あまり出かけることもなくただ泊まっただけになってしまったが、家族で過ごせたことに感謝している。また、私が声が出ずにあまりお話しできなかったが、娘がそのことを理解して配慮してくれたことにありがたいなと感じた。

お正月のぬくぬくはここまで。

この記事が参加している募集

休日フォトアルバム

サポートは読んでくれただけで充分です。あなたの資源はぜひ他のことにお使い下さい。それでもいただけるのであれば、私も他の方に渡していきたいです。