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檸檬の仕掛け人

まあまあまあ


もうお2人が素敵に
書いてくださっているので...


私が今更どうこうということはないのですが



お2人が書いていないことを補足できればなと...


「仕掛け人くま」として!


書けるところを書こうかなと思っています。


ごゆるりとお読みください。


今回はnoteのオフ会の話です。


はじまりは...
クマラー(数少ない貴重なくまのふぁんをこう呼ぶらしい)
を自称しているコッシーさんが


都内某所で開催される介護の展示場にお仕事でいらっしゃる機会がありまして「お近くにお住まいのnoterさんは終わった後に僕と会いましょう」と呼びかけてくださったことが、ことの発端でございます。

そこにはすでにコッシーさんと仲良しの着ぐるみさんも来ることが決定済みであり

しかも私がお休みが取りやすい曜日でありましたので

「行く!」

と前のめり気味にコッシーさんにコメント欄でお伝えしました。

するとコッシーさんから「サプライズゲストもいるかも」と

お返事を頂きました。

証拠

サプライズ......

だ、だれ???


サプライズということは...


私が知ってる人よね〜なんて推理をしたのですが

「まあ、当日を待って楽しみにしてようかな」

ぐらいの気持ちで過ごしていました。


(あまりこういうのは深く考えない)


ところが!


私ってこう見えて(どう見えてるのか)
けっこう色々な情報が入ってきやすいんですよ。

某眼鏡女子とのやりとりで

誰が来るのかわかってしまいました。

来る方は

おだんごさん!


わぁ、おだんごさんが来るんだ!

私は喜びました。彼女とはこのnoteの世界では長年のお付き合いです。いろいろいろいろ色々なことがありました。

一回テレビ電話をさせてもらう貴重な機会を頂いたのですが、直接お会いしたことはありません。なぜなら、彼女と私の住んでいるところは離れているのです。

これはいいチャンス!

と思いました。

と、同時に私はよからぬことを考えてしまいます。


待て待て。


これおだんごさんを逆サプライズできないかな...?


以前...某眼鏡女子から


おだんごさんが気にしている方がいるという話を伺っておりました。

その方は昨年noteを退会されたのですが

私の(ゲーム...いやゲームだけでもないのですが)友達でもありました。


そして、割と人好きな方なので、わたしが呼んだらフッ軽で来てくれることも知っていました。

さっそくおだんごさんに連絡をして

まずは私がおだんごさんが来ることを知っていることを開示して

おだんごさんは「だったらコッシーさんと会う前に内緒で私たち2人で会っちゃおうよ。驚かせちゃおう」と言われたので


「そうですね!」と言いつつ


コッシーさんに「おだんごさんが来ることはもう知ってます!そして、彼女は私と会うことをコッシーさんに内緒にするのですが、私は1人彼女に内緒で会わせたい方がいるので、その計画をコッシーさんには話しておきますね!逆サプライズをしかけます」と宣伝し


当日を迎えました。


もう、にやにやしっぱなしです。


こういうの考えるのすごく好きなんです。


完全に悪いくまです。


悪いくまの顔をしていたと思います。

東京駅で悪い顔をしていた人がいたらたぶんそれは私でした。


カフェでおだんごさんを待っている間も、なんだか真面目そうなnoteを書きながら、気づくとにやりとほくそ笑んでいました。


おだんごさんが来て


ああ、かわいいなぁと思いました。


これから騙されることも知らない無垢な表情に、私は1mmの罪悪感も感じないままに
予告していたカフェにご案内いたしました。

道中にいたお導かれ感(byかすみさん)
満載のくま


あとはおだんごさんの今回のオフ会の記事に書いてある通りです。


今回のカフェは丸善さん(丸の内本店)の関連カフェでした。

私たちはレモンケーキを食べました。

皮はがぶりとはいかなかったのよ


なぜ檸檬れもんか。

そう、ここでサプライズで来る人はこのことも含めてわかっていたのですが。

ああ、あと、あっさりと伝えますけども

サプライズは以前noteを書かれていたおひたちさんでした。


(もう伏せ字じゃなくていいのよね?)

梶井基次郎さんの「檸檬」という短編小説があります。

(青空文庫で読めますよ)

その小説の場面で丸善さんが出てくるんですよね。

作中では鮮やかなレモンの爆弾を仕掛けたつもりで逃走するという空想が描かれています。

 変にくすぐったい気持が街の上の私を微笑ませた。丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。

「檸檬」より

後から現れたおひたちさんが、私とおだんごさんが「レモンケーキを食べましたよ」と伝えた時に「ああ、爆弾のね」と話していたのですが、その発言はこれを指しているというわけです。

あと、コッシーさんが報告記事のハッシュタグで「なぜおひたちさんはボールペンをくれたのだろう」と疑問に思われていますが

これはこじつけかもなのですが

 生活がまだ蝕ばまれていなかった以前私の好きであった所は、たとえば丸善であった。赤や黄のオードコロンやオードキニン。洒落た切子細工や典雅なロココ趣味の浮模様を持った琥珀色や翡翠色の香水壜。煙管、小刀、石鹸、煙草。私はそんなものを見るのに小一時間も費すことがあった。そして結局一等いい鉛筆を一本買うくらいの贅沢をするのだった。

「檸檬」より

この作中の「一等いい鉛筆」に匹敵するものとして、私たちにプレゼントしたのだとしたら、かなり洒落た演出だなと、私は彼からボールペンが出てきた時にまたにやりとしたわけです。

(ここまでの狙いがあったかは、私は知る由もありません)

(お土産を持ってこなかったから、カフェに入る前に丸善の店内でその場しのぎで購入した可能性はおおいにありそうです)

まあ、それはさておき。

私はサプライズが概ねうまくいったので、(前日に少し危うくバラしそうになりましたが、おだんごさんは素直な人なので、私の言い訳を信じました笑)

私は今回ここに書いたことも書いてないことも、様々な爆弾のような檸檬を仕掛けていました。大体がうまくいきましたので、大変満足でございます。


普通にめっちゃ楽しかったです。

どの時間を切り取っても。

とても素敵な時間でした。


午後になってあやしもさんに以前ご紹介頂いたカフェで、着ぐるみさん、コッシーさん、そしてみおいちさんとお会いしました。

みおいちさんはね、可憐でした。

間違いなく27歳だと思いました。(実際お若いし、肌がつやつやされていた)

彼女はすでに店内に入られていたのですが、まとめ髪の後ろ姿が美しく、お着物は春色の淡い桃色で椿のお花がのぞいていました。

おひたちさんがいますと伝えると

「ご存命でしたか!」

とおっしゃったのが

何とも印象に残りました(笑)

きちんとおひたちさんの過去の記事のことを覚えていらして、その話題を振ったりされていて、しとやかなふるまいと横顔をこそこそと眺めていました。

ようかんの話は面白かったです。

(ある地域では教壇のことをようかんと呼ぶらしい)

コッシーさんの髪の毛はちりちりをさらに強調していきます!と書かれていたので


「そこはふれないと!」

と思っていましたが

ふれるも何も本当に

かなりのちりちり具合でしたので


自然にまじまじと眺めながら話題にさせてもらいました。

コッシーさんはやっぱりそのまんまのコッシーさんで、コッシーさん自身が今この状況を誰よりも楽しんでいることがその場にいて、ひしひしと感じられました。

楽しさの伝搬です。


着ぐるみさんは終始ニコニコとされていて

うなづいたり

笑ったり

目の前にいらっしゃったので

かなり癒されました。


(意外な過去も教えてくださった)


おひたちさんについては

特に感想もないのですが←


(いやいや、普段から身近にいますので)

時間割いて来てくれてありがとうとは思っています。


前菜と
パスタ(私はボロネーゼ)


最後におだんごさんですが。


今回一番長い時間を共に過ごさせてもらいました。


屈託なく笑う姿や

私に対しての遠慮のないツッコミ

会話のテンポやかけあいのリズム感の心地よさ

仕事に対しての熱意

他者へのするどい捉え方、観察眼

家族に対しての思い、そして昔と比べての己やまわりの変化など

やはり記事のまんまであったり

でもリアルで会うからこそ伝わるものもあって

とても贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

とにかくチャーミングでしたね。

おだんごファンの方

大変すみませんでした。独占しちゃって。


でもね、そんなあなたにチャンスはありますよ。


おだんごさんは兼ねてから公言していた

1000本書いたら

自身の記事を紙媒体にすることを

実行しようとされています。

文学フリマで私も売り子をすることが決まっていますので


興味がある方、おだんごさんのファンの方(おだんごボーイズという命名も着ぐるみさんから飛び出しましたが)

ぜひ5/19はお越しになってください。

普段テンションが上がりにくい私も


(いや本人は至ってあげあげなのですが、今回も落ち着いているだの、感情表現が少ないだの、話すスピード感が遅いだの、挙げ句の果てにはうそがつけないので演技力を養おうという課題まで皆さんから出てくる始末でしたが)

いい笑顔でお待ちしております。


今回はnoteのオフ会の話でした。


仕掛け人として悔いはありません。


また楽しい予定も今後もたくさんありますので、随時報告したいと思います。

それではまた。


※おだんごさんへ

道端に落ちていたあのズボンを
私はたぶんこの先忘れることはないと思います。
案外こういう場面が忘れられないものなのですよ。


※みおいちさんと着ぐるみさんもそれぞれこの日のことを記事を書いてくださいました。



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