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東京タワー、家族と私と時々しろくま

東京タワーは久しぶりでした。

「東京タワーは東京ドームです!」
「東京都庁は育ってます!」
「東京特許許可局というのは存在しません」
「本当は特許庁。特許庁特許庁特許庁。言いやすい」

「不思議の国のニポン」より

私の好きなラーメンズも大好きな東京タワーですが。

実はスカイツリーより東京タワーの方が、なんだか好きなくまです。

家族で晴天のお休みの日に
東京タワーにお出かけしました。

前回は息子が生後2ヶ月の時に訪れています。息子にはお正月で寒かったのでもふもふのダウンのロンパースを着せて、抱っこ紐で連れて行った記憶があります。

その前は夫とデートで訪れました。
あの日は雨の日でした。

前の会社の日帰り社員旅行でも行きました。

あれからずいぶんと経ちました。

今回は娘が「なつめさんち」のコラボイベントを見てみたいとつぶやいたところから始まり、娘が大好きすぎる夫が「この日に行こう!」とすでに段取りを決めていまして、あれよあれよという間に出かける日となりました。

なつめさんちは共に千葉県出身で漫画家として活動している夫のなつめ げんと、妻のなつめ さやの2人からなるプロ絵師の夫婦YouTuberである

wikipediaより

「なつめさんち」は、チャンネル登録者数も117万人の大人気YouTuberさんですが、娘がフォローしだしたのは、もっともっと人気がなかった頃のようで、長年追っかけていた身としてはぜひこの目でイベントを見てみたいとのことだったのですが...

当日、娘、全く起きず!

まあ、予想通りの展開でした。
もう抽選券配布も終わってるかなぁ....

えへへへへへ。

なんて、のんびりとした空気が私たちに流れ始めた正午近くに、やっと娘が起きてきました。
まあ、コラボショップに入れなくてもいいかな...とあきらめ気味のお出かけのスタートとなりました。

駐車場からてくてく歩く。
「あの歩道の下のすきまが気になる。はまりたい」
娘と同意見なので撮りました。
「秋元康が言ってるよ!」
「エモいね!」
と娘が適当なことを言っていたので
「秋元康はエモくない、むしろAKBの方がまだエモさはあるのでは」と指摘すると「いやエモいというよりそれは萌えだよお母さん」と一本取られてしまいました。
夫が「逆から読むと、なんか雰囲気変わるね」と言って
「みんな、いい?違って!?」と自己中の人の叫びのようにシャウトしてました。
ひたすら金子みすゞに謝ってほしいです

歩いていると、だいたい2グループに分かれます。
夫と息子。
私と娘。

私と娘は歩くのが遅いのです。
歩み自体が遅いのもあるけども街中の色々なものや人が気になる。
すぐ写真とか撮り始めたり人間観察をしてしまうのです。

だから、そんな私たちとの距離が離れた時に、時々夫と息子は私たちを待ってくれます。私たちが追いついたらまた歩きます。

でもまた離れます。

そんなことを繰り返しながら到着。

来た!
下から
取りあえず見上げる

まずは腹が減ってはなんとやらなので、お昼ご飯を食べる私たち。

フードコートで好きなものを食べました。

おひるごは...?え?
思いっきしデザートじゃないかと?
違うんです。
クロッフルが久しぶりに
食べたかっただけです(キリッ)

そのあと「なつめさんち」のコラボ会場に向かいましたが、時すでに遅しで、抽選券は9時から配布開始なのに、もう10時前には配り終わってしまったとのこと。
すごい人気です。

グッズ販売の様子だけ見る

娘は「これが見られただけでも満足」
とのことでした。

そして、その後はグッズ販売の片隅に置いてあった「しろくま」のポスターが気になってしまったので、上の階に向かいました。

「実物大のシロクマ」ですって?
どちらが真のくまか勝負しようじゃないですか

会場にはシロクマのパネルと写真が展示されていました。

大きい
「おーい!クリストファーロビン」とか言わないやつ
はちみつ持ってないほうのやつだよ
家であくびしてる私に似てるなぁ
食後の私
食後に子供とごろごろタイムの私
あれ、気がついたらそろそろ夕飯作る感じ?
あーめんどくさいから
今日はカレーにしちゃおうかな
やべえやべえ玉ねぎがなかった
コンビニ行ってこなきゃ
コンビニでブラックサンダーのアイスに目を奪われて
玉ねぎ買い忘れちまったよ

別に誰にも望まれていないのに大喜利やボケてみたいなことをしたくなってしまうのはたぶん病気なんです。ほっておいてください。

夫に「どっちが本当のくまだかわからない」と散々バカにされた代償としてこれを買ってもらいました。

かわいい。ゲットだぜ!

そのあと、せっかくだから上の階で都内の景色を見ることにしました。

ノッポンくんは「色がなんだかいやだし、あと、頭が長くてなんだかちょっと」と娘には散々でした。
ここにいた子はまだかわいいから許せるらしい。
シルエットなら許してもらえるのか
おお
ビル群は模型みたいですね
あそこ泊まったねーと夫。
まだ子供がいない新婚時代に泊まりました。

フロアは外国人観光客も含めてたくさんの人であふれていました。
いけばなとのコラボ期間だったようで、人の波の隙間からのぞいてみると「草月流」と書かれていたので「わぁ!秋峰さんだ」と思い出していました。

可憐
かっちょええ!思わずのちほど秋峰さんにお写真を送る

帰り道。
またてくてくと歩んで駐車場に向かいます。

息子と夫。

娘と私。


距離がまた離れます。


不意に、芽吹いている枝が私の前にあらわれました。

娘はそれを見て、即興であるお話を作り上げました。

この枝がピクサーの話とかにでてきそう...。
木がね、隣の敷地の木が好きだから
たくさん枝を伸ばすんだけどね
隣の人が邪魔だからといって
伸びてきた枝を切ってしまうの。
でもね、結局その木の落とした種子が風に舞って、隣の木にたどり着いて
そこで実を結ぶのね。
だから離れていても
どこかで繋がっていくみたいな
そういう話を
今、考えた。

私は「いい話だし、ピクサーの映画の本編は難しくとも、その前に流れる短編とかだったら、いけると思うんだ」と娘に伝えました。

娘はありがとうと笑顔でした。

春の前にまた家族で思い出ができてよかったです。

「なつめさんち」のイベントにこれから行かれる方は9時にたどり着くことをおすすめして、本日の報告は終わりにしたいと思います。

くまでした。

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