継続することは毎日やることじゃない


「継続すること」というのはどんなことでも難しいものです。

「三日坊主」という言葉があり、習慣化には「3日」「3週間」「3ヶ月」「3年」など3のつく期間を目標にすると良いという話もあります。

元々の目標が別にあるはずなのに、なぜか「継続すること」や「習慣化すること」が出来なかったら、元々の目標が達成できなかった、と勘違いする人もいます。

youtuberなどのコンテンツマーケットはその最たる例だと思っていて、毎日投稿できないならダメ、みたいな風潮がありますよね。

こういった固定観念が視聴者やユーザーについてしまうと継続できる人しか評価されなくなってしまい、継続能力が低く、他の能力が長けた人はつぶされてしまうなんてこともありうる話です。

まあ、今からする話というのはそんな世間一般で言うところの「継続」が出来ない私の話です(笑)

しかし、参考にしているのは野球選手のダルビッシュ有さんの言葉です。

ご一読いただければ、必ずあなたの選択の一助となることでしょう。

自分に厳しい人

ダルビッシュ有さんは「継続」の秘訣を3つ紹介しています。

その一つが「みんな自分に厳しい」ということです。

これは自分の思う通りに「継続」出来なかった場合に「ネガティブな感情を抱くこと」からの言葉です。

ダルビッシュ有さん曰く、一度、継続が途切れた自分に対して「なんて自分はダメなやつなんだ」とネガティブな感情を抱くことで、そこから先、継続することをやめてしまう人が多い、そうです。

こういった人には自分が前に進んでいるということを実感してほしいと呼びかけています。

この場合もやはり、「継続すること」が目的化してしまっていて、本来の目標を見失った状態とも言えるでしょう。

継続のハードルが高い

ダルビッシュ有さんが2つ目に挙げていたのは「目標とする継続のハードルが高いこと」です。

例えば、300ページの本を1冊読むという目標に対して、「毎日10ページ読む」という継続的な目標を立てる人がいた場合に、10ページ読めないからとやめる人がいるという話です。

ダルビッシュ有さんはこのことについて「まずは成功体験を積み重ねることが重要だ」と話しています。

例えば、最初は「その本の目次に目を通してみる」という目標が必要で、その後に「1ページ読む」という目標があって、と「ハードルの低い目標から始める」のが不可欠だとしています。

期間が開いてしまった場合

継続していたことが何らかの形で途切れてしまった場合にも悲観する必要はない、とダルビッシュ有さんは話します。

ダルビッシュ有さんは「気にしないほうがいい」とも話し、「自分が前にステップ踏めてる感覚が大事」と言います。

この場合の注意点は「自分に優しく」「甘やかしすぎない」を両立するということです。

実際に私もnoteを始めましたが、毎日は思うように投稿できません。

しかし、それを悲観的には捉えず、自分に出来る範囲を意識して投稿するよう心がけています。

また、この話はサッカー選手の本田圭佑さんも共感していて、絶賛している話です。

私の意見

楽天の三木谷社長は「1.01と0.99の法則」という話をされています。

この話では普段を「1」として毎日「0.01」頑張る、そうすると1年間で「3.78」、逆に毎日「0.01」サボると、「0.03」になり、途方もない差になります。

私が継続しようと思った時に聞いた話はこの三木谷社長の話です。

ダルビッシュ有さんの話も正しいし、三木谷社長の話も正しいと私は思っています。

この三木谷社長の話も交えて私の意見を言うなら、「0.01」は人によって違うということです。

この「0.01」という数字は「自分の頑張れる努力の最小単位」のようなものだと私は捉えています。

それが「本を1冊読むこと」なのか「本を10ページ読むこと」なのか「本を1ページ読むこと」なのかは人によって違うのです。

他人とこれを比べようと思うと、「本を1冊読むこと」が最小単位の人と「本を1ページ読むこと」が最小単位の人ではまるで違う結果になることは当然でしょう。

しかし、これをダルビッシュ有さんの言った「自分が前にステップ踏めてる感覚が大事」ということを踏まえてみましょう。

そうすると、「前日の自分より自分は前に進めている」と他者との比較ではなく、過去の自分との比較になります。

この考え方が本当に重要で、他者と比較しようとすると、ダルビッシュ有さんや三木谷社長などいつまでたっても自分より出来ている人、成果を出している人と比べなければなりません。

これでは「継続」どころかやる気さえ失いかねません。

しかし、過去の自分と比べた場合、成長をより実感できること、逆に停滞していることもすぐに判断でき、「頑張らなきゃ」と考えることも出来ます。

最後に

さて、あなたの継続することの認識は変わりましたか?

変わったという人はスキしてくれると嬉しいですm(__)m

私自身、プライドや自尊心と言われる感情が強いタイプで、継続できなかった時に自分自身を責めてやめてしまうタイプでした。

しかし、こういった成果を出している人の話を聞くことが好きで、そういう話を聞いた時は、「頑張らないとな」とまた自分を鼓舞して先に進んでいます。

あなたにも私の話を聞いて「頑張らないとな」と思っていただけるよう精進していきますm(__)m


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