資本主義と奴隷制

2020年12月9日 #エリック・ウィリアムズ #資本主義と奴隷制
先日の「銃病原菌鉄」
をひいこらいいながら読んだ直後にこれを読んでいるのは100%偶然なんだけど、あまりにも内容が密接に関連していて驚いた。
前回の本は、なぜユーラシア大陸(ヨーロッパ含む)文明がアメリカ、アフリカ大陸を抜いてしまったのか?を壮大なスケールで考察した本で
こちらはタイトルのとおりで、現在の資本主義の発達の礎は奴隷制(奴隷貿易)のおかげに決まっとろうが(そこから目を背けるんじゃないよ)、という有色人種側からの見解を記した本。
後者は前者のひとつのアンサーのようにも思えるが時系列がまったく違っていて55年ぐらい前に書かれているのが面白い。
ジャレド・ダイアモンドは間違いなくこの本は読んでいることだろう。
面白い本かといわれたら、びみょーではあるが💦
名著。。というよりも「金字塔」という言葉がふさわしいように思う

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