英語で書かれた本の読み方

はじめに

この記事では、英語で書かれた本の読み方を解説していきます。私が、実際にどのように英語の原書を読んでいるか書いていきます。

一回目

頭から読んでいきます。その際、わからない単語は鉛筆で丸だけしてどんどん進んでいきます。何回もでてきたり、どうしてもその単語がわからないと先に進めないという単語だけ調べます。一つ一つ未知語を調べていると、読書のペースが乱れて内容が頭に入らなくなります。当たり前のことですが、読書の目的とは英語を勉強することではなく、情報を仕入れることなので本末転倒にならないように気を付けましょう。加えて、読んでいてタメになる、重要だと思ったところには鉛筆で下線をひいておきましょう。

1日30ページとか、1章とかキリのよい分量を設定して読んでいきます。例えば、460ページ前後の本なら、1時間あたり15ページ読めるとして、1日2時間読んで30ページ。約2週間で読めます。と言いますか、1カ月以内に読み切ってしまわないと読書としての連続性が損なわれてしまいます。つまり、最初に読んだ内容を忘れてしまいます。英語の原書を読む時は時間を確保して、一気に読み切りましょう。

二回目

さて、未知語に丸をつけ、重要箇所に下線をひきながら本を読み切りました。早速もう一回読みます。と言っても、全部読み直すわけではありません。丸を付けた未知語の意味を一つずつ辞書で調べ、余白に書いておきます。こうしておくと、なんとその本が例文付きの単語帳になるのです!これは便利。同時に下線をひいた重要箇所を読み返して、この本が主張したかったことを復習しましょう。全部読み返す訳ではないので、1日もあればこの作業は終わります。

おわりに

この記事では、英語で書かれた本の読み方を解説しました。「英語」としたのは実は訳があります。他の言語で同じことをやろうとすると(もちろん英語でもありうるのですが)、未知語が多すぎて先に進めなくなることがあるのです。その場合は、もっと簡単で短いものを読むとか、解釈系の参考書を読むなどして基礎力をつけましょう。とにかく英語で本が読めるようになれば、大きなブレークスルーです。入ってくる情報の質と量が大きく変わるでしょう。あなたも是非原書読みになりましょう。

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