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KAIT広場

以前に見た紀尾井清堂のように、機能を持たない建物があると知り、神奈川工科大学のKAIT広場へ行ってみました(予約制)。

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初めて降りる駅、本厚木。ここからバスで向かいます。

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大学に着いて、KAIT広場へのマップと、見学者プレートをもらいます。

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外観。屋根がたわんでて、四角い穴がいくつも空いています。

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入り口。入館するとまず管理人さんから説明を受けます。ヨガ用のマットとかレンタルされてました。

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なんとフリーWi-Fiも!さすが理系(?)

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入ってみると、それはもう想像以上で。だだっ広い。
瀬戸内にある豊島美術館の雰囲気にも似ています。
ずっと居たくなる。

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ちょっと前まで雨が降っていたので、屋根に溜まっていたらしい雨粒が建物中央の穴から垂れ落ちていました。

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四角く切り取られる空は、芸術家ジェームズ・タレル氏の作品のようでもあります。

参考:ジェームズ・タレル「光の館」

ストレンジャー・シングスのテーマに乗せて動画も撮ってみました。


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では神奈川校大学にある、KAIT広場とは一体なんなのかというと・・

KAIT広場について
約4,100㎡もの敷地は緩やかな斜面となっており、その上には天井も柱もなく、まるで浮かぶように存在します。その天井には59個の開口があり、晴れていれば時間によって光の濃淡が感じられ、雨の日にはシャワーの様に雨水が差し込みます。ここでは好きな場所に腰掛けたり寝転んだり、思いのまま時間を過ごすことができます。そこにいるだけでリラックスしてより深く自分の考えに潜り、空間がもたらす他にない感覚から新たな発想が刺激されるような施設です。決まったことな何もなく、学生が自由な発想で、さまざまな活動を生み出していくことが出来る場所です。(パンフレットより)
神奈川工科大学 KAIT広場
(PLAZA OF KANAGAWA INSTITUTE OF TECHNOLOGY)
所在地:神奈川県厚木市下荻野1030
設計 建築 石上純也建築設計事務所
   構造 佐藤淳構造設計事務所
   構造基本計画 小西泰孝建築構造設計
   設備 高砂熱学工業横浜支店
施工 鹿島建設
敷地面積 129,335.04㎡
建築面積 4,109.78㎡
延床面積 1,376.42㎡
構造 鉄骨造
工期 2019年4月〜2020年12月

パンフレットには「イタリア・シエナのカンポ広場の様に美しく個性的な広場」と記されていました。行ったことはありませんが、私にはKAIT広場はもっと不思議で無機質な空間に感じました。晴れた日や、大雨・大雪の日などにも訪れてみたいものです。ヨガマットもレンタルしてみたい。

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