ウンログというアプリ

新年あけたら日記を書く!と意気込みをインスタにあげたとき、ある友人から「ウンログ」というアプリを勧められた。
このアプリ、もしかしたら下品に思うかもしれないのでこの先を読むときは注意してほしい。


「ウンログ」というアプリは毎日のうんちを記録するアプリらしい。
さっきもしかしたら下品って言ったけどもしかしなくても下品だった。全然回り道なく下品だった。すみません。

毎日のうんち(お通じ)をアプリで記録!
うんちの色、形、量、におい、すっきり感を記録できます。

とのこと(アプリから引用)なんだけど、これを記録することによって栄養のバランスであったりとか、健康なお通じにするためのアドバイスをくれるアプリなのかなと思ってたら、どうやらその先の改善策は自分で考えなきゃいけないっぽい。ただ記録ができるアプリらしい。一応年明けから一週間記録はしてみたものの、自力で食生活に気に掛けるほどのパッションはないから消そうかななんて思っていた。そんな今日、ある機能に気が付いた。
このアプリ、よく見たらポイントがたまっている。
その名も「ウンチップ」。酷い洒落である。
「ウンチップ」を貯めるとアマゾンギフト券と交換できるらしい。300円分だと5,400ウンチップ、500円分だと9,000ウンチップ、1000円分だと18,000ウンチップがそれぞれ必要になるらしい。まあでもこつこつ記録するだけで少しでもお金になるならいいかなんて思ったんだけど、おいおい、よく見たらうんち一回につき5ウンチップしか貯まらないじゃないか。こんなもん300円分すら1日1回の記録では1080日かかるじゃないか。1日2回記録したって一年以上かかる。勘弁してくれ、そんな少額の金のために1年以上も自分のうんちを記録するなんてやってられないぞと。
ここで衝撃の文が目に飛び込んでくる。

*ウンチップの有効期限は獲得後6ヶ月です

なるほど、ウンチップは俺のことを待ってはくれないらしい。
6ヶ月間、つまり約180日間で300円を手にするためには1日30ウンチップ、つまり1日6回うんちをしなければいけない。1000円に至っては1日100ウンチップ、すなわち1日20回うんちをしなければいけない。ボラギノール何本必要なんだ。おしりから2つの生命体に分かれても不思議ではない。

やれやれ、この世界に足を踏み入れたことがウンの尽きということか。
たまったもんじゃないな。


我ながら酷い締めである。


万が一お金を捨てようという発想に至った場合のみ僕に引き受けさせてください。リターンはありません。