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95/毎週日曜日は質問相談に答える日

2023年7月23日(日)
がん告知から95日目
※3,076文字


こんばんは。

今日は朝から右脇腹の痛みがあって、
(がんの痛み)
午前中はゆっくりして、
午後から回復しました。

点滴を抜いた後は、
体調が不安定になりやすいですが、
これも治療の効果かなぁと思っています。
(痛み以外は調子は良いです)

さて、
毎週日曜日は、
「質問相談に答える日」ということで、
今回も質問相談が届いているので、
お答えしていきたいと思います。
(質問相談が来なければ企画終了)

質問相談はコメントかメッセージかインスタで。



Q,
化学療法中です。
8月に大阪から福岡にライブに行くのですが、
大丈夫ですか?


A,
『ごめんなさい。大丈夫かは分かりません。』

ライブ良いですね!
絶対に行った方が良いと思うので、
その準備として担当医に聞くのが一番かと思います。

まず化学療法中とのことで、
薬や病態は違えど、
「がん治療中」という点では同じなので、
僕の場合で答えますね。

まず僕の場合は、
何度か治療をしてみて、
体調変化のサイクルが分かっています。

投薬期間は大きな副作用はありません。
(初回は大変でしたが…)
あとは、
休薬期間の後半も体調は安定しやすいです。

逆に、
投薬期間後は痛みや炎症が起こりやすく、
これが2〜3日あります。

なので、
何か予定を入れる時には、
投薬期間中(退院後の自宅での点滴中)か、
休薬期間の後半に予定を入れています。
(美容院とか買い物とか)

なので、
質問者さんも、
そういったサイクルが分かっていれば、
お出かけも可能と思いますが、

出かけた先で、
体調が悪くなる可能性もあるので、
その時どうするかも担当医と相談をするのも良いと思います。

治療だけに専念するより、
楽しみや生きがいは大事だと思うので、
その楽しみをどう過ごしたいかを、
担当医に相談するのは良いと思います。

急に重い副作用はないと思いますが、
「痛み」は出る可能性があるでしょうし、
移動での疲れも出ると思うので、
そのあたりの準備をしていれば良いかなぁと思います。(医師ではないので曖昧な回答でごめんなさい)

僕も、
もう少し状態が改善したら、
旅行などにも行きたいと考えているので、
その時は「痛み」と「疲れ」を考慮した準備と計画を立てると思います。


Q,
集団に対し1日かけて指導しています。
手順や内容を最後の到達確認の際に全く理解してない方がいます。
教えてる自分が悪いのか、相手が覚えられないのか、目安となる線引きとかってありますか?


A,
この質問は講師の仕事をしている後輩からなので、
今後の成長のために少し厳しく答えようかなぁと思います。(愛の鞭)

『相手が理解(習得)していないのは、教えてないことと一緒』

まず、
自分とは理解度も考え方も違う相手に教えるって大変だよね。

こっちは懸命に教えていても、
相手は理解していなかったりもする。

けれども、
教えたのに出来ていないってことは、
それは「教えていない」「伝えているだけ」

何かを教える時には、
基本的に2パターンあって、
「ティーチング」と、
「コーチング」の2つ。

「ティーチング」は、できるように「教える」

例)バレーボールのレシーブの仕方などを手取り足取り教える。
(僕は元バレー部です)

「コーチング」は、できるように「導く」
例)どうやったらレシーブが上達すると思う?考えてみて。


初心者や新人には、
まずは「ティーチング」
例)新人社員に名刺の渡し方や、仕事の仕方を教える。

慣れてきたり自分で考えられるようになったら、
「コーチング」
例)どうやったらもっと効率的に動けるか考えてみて。
もっと満足度を上げるためには何が必要か案を出してみて。


質問に戻ると、
「教えたのに出来ていない」ということは、
その人の理解力を教える側が把握して、
分かるまで教えないといけない。

個別指導はこのあたりは簡単にできるけど、
集団指導は十人十色。
だからこそ、教える力が鍛えられるし試される。

出来ないことを出来るように教えるから、
講師や教師は「先生」と呼ばれるのであって、
「教えたのに出来ない」
「言ったことが伝わっていない」
は、
教える側の力不足、知識不足。
※それは自分基準で相手を判断しているだけ

あらゆる角度から出来ない原因を探って、
「出来る」状態に持っていくのが指導者てあって、
自分が出来ているのは当然で、
出来る状態に持っていくのが教える側の責任。
※それで給料もらってるんでしょ?


『伝えたのに…』(言葉を発しただけ)
『教えたのに…』(伝えただけ)

これらは指導者の言い訳にしかならない。

そして集団指導で、一番良くないのは、
「出来る人」「平均的な人」に照準を合わせること。

10人いて、
5人は「出来る人」
3人は「まぁまぁ(平均)」
2人は「出来ていない人」だとすると、

2人の「出来ていない人」に照準を合わせて、
出来るように教えることが必要。
※お金を払って学んでいるのに「教わったのに出来なかった」は、
「他の人が出来ていなくて(自分は出来ていて)退屈だった」満足度が下がる。

出来ていない人が出来るようになるために、
「時間配分(調整)」をしたり、

出来ている人が「退屈」しないように、
出来ている人への「課題」を与えたりしながら、

その現場をコントロールする力を、
教える側は持つべきで、
「書いてあることを読む」ことは誰でもできるし、
「自分が出来ていることを伝える」ことは誰でもできるし、
「理解が早い人に出来るようになってもらう」ことは誰にでもできる。

出来ない人が出来るようにしてあげるのが指導者(ティーチャー、コーチャー)であって、

そのための専門知識の習得は当たり前で、
「伝え方」「指導の仕方」
「場のコントロール」「時間管理」
など、
あらゆる勉強をして、
それを実践できる人が教える立場の責任だと思います。

この話は、
講師ではなくても、
部下や後輩がいる人には転用できる話だと思います。

〜独り言〜
ちなみに、
仕事(給料をもらっている)であれば、
自ら習得して、
分からないことは自ら聞く(それが給料に反映される)のが当然と思っているので、
自ら聞いてこない人に僕は教える気はありません。
(聞かないってことは理解していると思っているので)

自分の知識や能力を上げたいのなら、
仕事をもっと覚えたいのなら、
自ら頭を下げて「教えてください」ってのが、
給料をもらっている人の常識だと思います。

けれども、
「教えてください」って、
お金を出して教わりにきている人へは、
(ここの質問相談は無料だけれども、コンサルとか講師とかはね)
こちらから色んなアプローチをして、
できるようにしてあげないと、
詐欺、ぼったくり、騙したのと同じだと思っています。

〜独り言終わり〜

教える側が一番勉強になります!
自分の未熟さを理解して、
教える側が学び続けるしかないです。


Q,
メンタルを安定させる方法や、
自分に自信を持つ方法を、
直接学びたいです。

講座や研修などはありますか?


A,
『直接学びたい場合は、個別コンサルをオススメしています。』

現時点で、
(要望は何件か頂いていますが)
講座や研修は(体調を考慮し)行っていません。

講座や研修あるいはお話会は、
今後予定をしていますが「自分が学びたいこと」と、
こちらが「伝えたいこと」は、
合わない可能性もあるので、

本気で自分自身を「変えたい」のであれば、
個別コンサルが良いと思います。
詳細はSNSもしくはホームページの「お問い合わせ」から連絡をお願いします。
※期間は6ヶ月(月に1度の面談(直接orビデオチャット)とLINE相談)


今回は以上となります。

来週の質問相談もお待ちしています。

2023/07/23
熊谷翼

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